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	<title>PeaceMedia　ピースメディア &#187; 連載：へいわ屋 - </title>
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	<description>京都の市民運動情報を伝えるフリ―ペーパー／ウェブマガジン</description>
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		<title>『へいわ屋漫筆』第22回　青葉とラジオと学生と。</title>
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		<pubDate>Wed, 27 May 2009 21:09:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
		<category><![CDATA[憲法9条京都の会]]></category>

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		<description><![CDATA[　「で、電車行ってしもた～！」
まだ春寒き夜更けのプラットホーム。ここは滋賀県。へいわ屋店主の声が虚しくこだまする。手にした携帯からは「だ、大丈夫っすか、カワムラさ～ん？」とM君の困惑した声。
次の電車は30分後。仕事帰りの貴重な足を棒に振ってまで相談に熱中していたのは…。
5月2日円山音楽堂集会（*1）での青年企画の構想だった。
　今年の憲法集会のメインゲストは瀬戸内寂聴さんと益川敏英さん。二大ビッグネームの前に、平和に関心のある青年で何かやってみないかというお話が、店主のもとに持ち込まれたのは4月初め。本番まで1ヶ月をきっている。仕事も繁忙期だし、へいわ屋の準備もしたい。店主は頭を抱えてしまった。初対面の若い方々と何ができるだろう。対談？寸劇？どれもいまいちビジョンが見えない。悩む店主を見かね「ジャンベ（*2）でもたたいてシュプレヒコールしては」というアドバイスも寄せられた。助言を嬉しいと思うと同時に、「うーむ珍案」とも思った。学生さんたちは、お人形のように舞台に並んでおとなしくシュプレヒコールを口にするだろうか？だとしたら、それでいいのだろうか。アイデアが浮かばないが、若者らしい自発的な企画にしたかった。
　半ばすがるような気持ちで、立命9条の会のT君と同大学君島ゼミのM君に連絡をとってみた。ここに、府学連委員長のF君も参加してくれ、4人で知恵出し（メール連絡で）をはじめたとたん、色々とうまくいきはじめた。M君が研究の一環として制作に携わっているラジオ番組の公開録音を、トークショー形式でステージ上でやってみることになった。
これなら、舞台上に若い顔も揃い、各々の観点からの発言も聞ける。「演し物」（コトバは悪いが）としての見せ所はクリアしている！店主の眉間のシワもようやく伸びてきた。
　事前に持った会議の会場は立命館の学内カフェテリアだった。そこらのカフェじゃないところがまた、店主を喜ばせた。学生らしいではないですか！ガヤガヤした「学食」的雰囲気に混じるのは、気恥ずかしくも懐かしくもあった。
この会議の進行に始まり広報的雑務まで、するべきことはたくさんあったが、彼らは非常に手際よく進めてくれた。話をする中で、それぞれ印象に残った言葉がある。語録風に記しておこう。数年後、読んでもらえるように。

T君；「学生運動がしたくて立命に入った。」「活動休止してない学生9条の会は立命だけ。」底力を感じさせる20歳。彼の小脇のカバンからはいつも魔法のように活動の資料が出てくる。
M君；「いいですねぇ。」「それでやってみましょうか。」店主が難題と思っていることでも、基本的にいつもこう答えてくれていた。活動「度量」って本当に必要だと思う。
F君；「参加者一人ひとりによりそった活動がしていきたい」静かに語る言葉には無駄がなく、常々深く考えているのだなとすぐにわかった。

その他、深夜までかかってポスターなどを作ってくれたSさん。プロ級の明るい司会をやってくれたNさん。さらに駆け込みで話を持っていった「市民ミュージカル」のお二人も合流して、当日がやってきた。
　例によって五月晴れ。
メインゲスト人気もあいまって、会場は4600人を越える人が溢れている。ざわついた楽屋の隅で行った打ち合わせ。みんな少しずつ高揚し始めている。（ように見えた。）
　そして本番開始。司会2人の元気（すぎた）第一声の大音量は、一部客席からクレームが来るほど（耳をやられた人、ゴメンナサイ！）だった。
　番組のエンディングには、ミュージカル『時間旅行はいかが』から、店主の一番好きな曲、『輪になって』を歌ってもらえることになっていた。
「生きてるから踊るよ。踊りたいから生きているよ。」劇中では確か村祭りの場面で使われていたけれど、ただの日本の調べではない、キューバの「ソン」なんかに似た「南」を思わせる打楽器の旋律。仲間と「生きる」ことの強さを、本能の側から知らせてくれる名曲だと思う。
　いつの間にか店主も学生さんたちも、一緒に歌っていた。
　音楽堂のレトロな舞台から客席後方を眺めると、そこには豊かな木々の若葉が見える。
5月の集会では、毎年これを見るのが楽しみでもある。今年の若葉と薫風はひときわ鮮やかで輝いていた。それは学生さんたち若い人の疾走感そのものだった。
（あれ？？前述の「ジャンベでコール」案と、見た目的には似たことになっていた？！）
*　　*　　*
（*1）　関連サイト　憲法9条京都の会　http://9-kyoto.net/
（*2）　「ジャンベ」　西アフリカの打楽器

へいわ屋　2009年5月記　（PeaceMedia2009年6-7月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　「で、電車行ってしもた～！」<br />
まだ春寒き夜更けのプラットホーム。ここは滋賀県。へいわ屋店主の声が虚しくこだまする。手にした携帯からは「だ、大丈夫っすか、カワムラさ～ん？」とM君の困惑した声。<br />
次の電車は30分後。仕事帰りの貴重な足を棒に振ってまで相談に熱中していたのは…。<br />
5月2日円山音楽堂集会（*1）での青年企画の構想だった。<span id="more-2039"></span></p>
<p>　今年の憲法集会のメインゲストは瀬戸内寂聴さんと益川敏英さん。二大ビッグネームの前に、平和に関心のある青年で何かやってみないかというお話が、店主のもとに持ち込まれたのは4月初め。本番まで1ヶ月をきっている。仕事も繁忙期だし、へいわ屋の準備もしたい。店主は頭を抱えてしまった。初対面の若い方々と何ができるだろう。対談？寸劇？どれもいまいちビジョンが見えない。悩む店主を見かね「ジャンベ（*2）でもたたいてシュプレヒコールしては」というアドバイスも寄せられた。助言を嬉しいと思うと同時に、「うーむ珍案」とも思った。学生さんたちは、お人形のように舞台に並んでおとなしくシュプレヒコールを口にするだろうか？だとしたら、それでいいのだろうか。アイデアが浮かばないが、若者らしい自発的な企画にしたかった。</p>
<p>　半ばすがるような気持ちで、立命9条の会のT君と同大学君島ゼミのM君に連絡をとってみた。ここに、府学連委員長のF君も参加してくれ、4人で知恵出し（メール連絡で）をはじめたとたん、色々とうまくいきはじめた。M君が研究の一環として制作に携わっているラジオ番組の公開録音を、トークショー形式でステージ上でやってみることになった。<br />
これなら、舞台上に若い顔も揃い、各々の観点からの発言も聞ける。「演し物」（コトバは悪いが）としての見せ所はクリアしている！店主の眉間のシワもようやく伸びてきた。</p>
<p>　事前に持った会議の会場は立命館の学内カフェテリアだった。そこらのカフェじゃないところがまた、店主を喜ばせた。学生らしいではないですか！ガヤガヤした「学食」的雰囲気に混じるのは、気恥ずかしくも懐かしくもあった。<br />
この会議の進行に始まり広報的雑務まで、するべきことはたくさんあったが、彼らは非常に手際よく進めてくれた。話をする中で、それぞれ印象に残った言葉がある。語録風に記しておこう。数年後、読んでもらえるように。</p>
<ul class="kiji">
<li>T君；「学生運動がしたくて立命に入った。」「活動休止してない学生9条の会は立命だけ。」底力を感じさせる20歳。彼の小脇のカバンからはいつも魔法のように活動の資料が出てくる。</li>
<li>M君；「いいですねぇ。」「それでやってみましょうか。」店主が難題と思っていることでも、基本的にいつもこう答えてくれていた。活動「度量」って本当に必要だと思う。</li>
<li>F君；「参加者一人ひとりによりそった活動がしていきたい」静かに語る言葉には無駄がなく、常々深く考えているのだなとすぐにわかった。</li>
</ul>
<p>その他、深夜までかかってポスターなどを作ってくれたSさん。プロ級の明るい司会をやってくれたNさん。さらに駆け込みで話を持っていった「市民ミュージカル」のお二人も合流して、当日がやってきた。</li>
<p>　例によって五月晴れ。<br />
メインゲスト人気もあいまって、会場は4600人を越える人が溢れている。ざわついた楽屋の隅で行った打ち合わせ。みんな少しずつ高揚し始めている。（ように見えた。）</p>
<p>　そして本番開始。司会2人の元気（すぎた）第一声の大音量は、一部客席からクレームが来るほど（耳をやられた人、ゴメンナサイ！）だった。</p>
<p>　番組のエンディングには、ミュージカル『時間旅行はいかが』から、店主の一番好きな曲、『輪になって』を歌ってもらえることになっていた。<br />
「生きてるから踊るよ。踊りたいから生きているよ。」劇中では確か村祭りの場面で使われていたけれど、ただの日本の調べではない、キューバの「ソン」なんかに似た「南」を思わせる打楽器の旋律。仲間と「生きる」ことの強さを、本能の側から知らせてくれる名曲だと思う。<br />
　いつの間にか店主も学生さんたちも、一緒に歌っていた。</p>
<p>　音楽堂のレトロな舞台から客席後方を眺めると、そこには豊かな木々の若葉が見える。<br />
5月の集会では、毎年これを見るのが楽しみでもある。今年の若葉と薫風はひときわ鮮やかで輝いていた。それは学生さんたち若い人の疾走感そのものだった。</p>
<p>（あれ？？前述の「ジャンベでコール」案と、見た目的には似たことになっていた？！）</p>
<p>*　　*　　*</p>
<p>（*1）　関連サイト　<a href="http://9-kyoto.net/" target="_blank">憲法9条京都の会　http://9-kyoto.net/</a><br />
（*2）　「ジャンベ」　西アフリカの打楽器</p>
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へいわ屋　2009年5月記　（PeaceMedia2009年6-7月号掲載）
</div>
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		<title>『へいわ屋漫筆』第21回　冬から春へ</title>
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		<pubDate>Fri, 13 Mar 2009 15:23:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
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		<category><![CDATA[憲法九条]]></category>

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		<description><![CDATA[　「頬を刺す、朝の山手通り。タバコの空き箱を捨てる…」という詞で始まる、椎名林檎さんの歌（*1）がありました。語法が何かヘンと思いつつも、鮮やかに景色が伝わるので印象に残っている歌です。こんな「頬を刺す」ような冷気は、いつの間にか消え、もう春ですね。昨夜物干し台に上ると夜気がやわらかく感じられました。かすかな沈丁花の香が、その柔軟剤の役を果たしているのでした。
　自然界の寒さは解けても、人の世界の冷気は暖かい心で温めるほかありませんね。
　プチ派遣切りと言ったら大げさでしょうか。へいわ屋店主も突然の「1週間分の仕事の白紙化」を経験しました。これで一番思い知ったのは、金銭の不安もさることながら、築けていた信頼関係が一瞬で崩れるのがとてもこたえる、ということでした。仕事キャンセルを店主に伝えた現場の社員の人も、言いにくそうにしていました。世に増え続けている失業者の人たちも、金銭面の次に、この精神面での喪失感に苦しむのだろうとわかりました。
　あてどない1週間を送ることになった店主は、せめて新しいへいわグッズの開発でもしようと、資料を探すうち、少し面白い記事を見つけました。例によって古書店で入手。
『主婦之友　花嫁講座　實用手藝と染色』（昭和15年刊）
　可憐な装丁と「～なさいませ。」といった床しい書き方の本文が微笑ましく、また友禅染や造花製作法まで紹介された、たくましくもある1冊なのです。
　この本の1部に「童謡人形　仲良し」と題する人形の作例がありました。日中洋の3少女が仲良く肩を組んで歌っている様子の人形です。（図版参照）

　名前も和子ちゃん、支那子ちゃん、洋子ちゃんとつけてあります。
（支那子ちゃん、私なら華子ちゃんとでも名付けるでしょうか。）
　昭和15年といえば、日中戦争が膠着し、翌年に太平洋戦争開戦をひかえた、戦時色いよいよ濃厚な時期ですが、この人形制作の指南、瀧澤詩津男氏は世界友好のロマンをもっていたのでしょうか。人形作家らしい優しい目線のように思えます。章の前書きに「可愛いお人形の存在は家庭の平和を護り、云々」と、和を良しとする文もあり、どんな人なのか気になるところです。銃後の少女や妻たちの、束の間の憩いに参加したような気分になる書物でした。
　こんな風に、試作や研究で日を過ごしていた店主に、静岡のＩさんから手紙が届きました。Ｉさんは関東を中心に9条Ｔシャツを販売する「へいわ商会」さんの代表（*2）で、店主とは旧知の仲。（へいわ屋の他にも居るんですよ、こういう人！）
　最近、運転の腕前を活かして、やりがいある仕事に就いたこと、新しい9条Ｔシャツのいいアイデアが浮かんでいる事。嬉しいお便りでした。
　近いうちに、東西へいわグッズ屋の共同制作などが出来れば楽しいですね。PM読者の皆さんも楽しみにしていて下さい。
　*　　*　　*
【編集者註】
（*1）　歌詞引用は「罪と罰」作詞・作曲：椎名林檎より
（*2）　関連ブログ 「ＮＩＣＥ ＮＩＮＥ　憲法９条Ｔシャツ」
http://article9shirts.osakazine.net/

へいわ屋　2009年3月記　（PeaceMedia2009年3-4月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　「頬を刺す、朝の山手通り。タバコの空き箱を捨てる…」という詞で始まる、椎名林檎さんの歌（*1）がありました。語法が何かヘンと思いつつも、鮮やかに景色が伝わるので印象に残っている歌です。こんな「頬を刺す」ような冷気は、いつの間にか消え、もう春ですね。昨夜物干し台に上ると夜気がやわらかく感じられました。かすかな沈丁花の香が、その柔軟剤の役を果たしているのでした。<span id="more-1879"></span></p>
<p>　自然界の寒さは解けても、人の世界の冷気は暖かい心で温めるほかありませんね。<br />
　プチ派遣切りと言ったら大げさでしょうか。へいわ屋店主も突然の「1週間分の仕事の白紙化」を経験しました。これで一番思い知ったのは、金銭の不安もさることながら、築けていた信頼関係が一瞬で崩れるのがとてもこたえる、ということでした。仕事キャンセルを店主に伝えた現場の社員の人も、言いにくそうにしていました。世に増え続けている失業者の人たちも、金銭面の次に、この精神面での喪失感に苦しむのだろうとわかりました。</p>
<p>　あてどない1週間を送ることになった店主は、せめて新しいへいわグッズの開発でもしようと、資料を探すうち、少し面白い記事を見つけました。例によって古書店で入手。</p>
<h3>『主婦之友　花嫁講座　實用手藝と染色』（昭和15年刊）</h3>
<p>　可憐な装丁と「～なさいませ。」といった床しい書き方の本文が微笑ましく、また友禅染や造花製作法まで紹介された、たくましくもある1冊なのです。<br />
　この本の1部に「童謡人形　仲良し」と題する人形の作例がありました。日中洋の3少女が仲良く肩を組んで歌っている様子の人形です。（図版参照）</p>
<p><img src="http://new.peacemedia.jp/images/pm0903-heiwaya2.jpg" alt="『主婦之友　花嫁講座　實用手藝と染色』（昭和15年刊）" /></p>
<p>　名前も和子ちゃん、支那子ちゃん、洋子ちゃんとつけてあります。<br />
（支那子ちゃん、私なら華子ちゃんとでも名付けるでしょうか。）<br />
　昭和15年といえば、日中戦争が膠着し、翌年に太平洋戦争開戦をひかえた、戦時色いよいよ濃厚な時期ですが、この人形制作の指南、瀧澤詩津男氏は世界友好のロマンをもっていたのでしょうか。人形作家らしい優しい目線のように思えます。章の前書きに「可愛いお人形の存在は家庭の平和を護り、云々」と、和を良しとする文もあり、どんな人なのか気になるところです。銃後の少女や妻たちの、束の間の憩いに参加したような気分になる書物でした。</p>
<p>　こんな風に、試作や研究で日を過ごしていた店主に、静岡のＩさんから手紙が届きました。Ｉさんは関東を中心に9条Ｔシャツを販売する「へいわ商会」さんの代表（*2）で、店主とは旧知の仲。（へいわ屋の他にも居るんですよ、こういう人！）<br />
　最近、運転の腕前を活かして、やりがいある仕事に就いたこと、新しい9条Ｔシャツのいいアイデアが浮かんでいる事。嬉しいお便りでした。<br />
　近いうちに、東西へいわグッズ屋の共同制作などが出来れば楽しいですね。PM読者の皆さんも楽しみにしていて下さい。</p>
<p>　*　　*　　*</p>
<p>【編集者註】<br />
（*1）　歌詞引用は「罪と罰」作詞・作曲：椎名林檎より<br />
（*2）　関連ブログ <a href="http://article9shirts.osakazine.net/" target="_blank">「ＮＩＣＥ ＮＩＮＥ　憲法９条Ｔシャツ」<br />
http://article9shirts.osakazine.net/</a></p>
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へいわ屋　2009年3月記　（PeaceMedia2009年3-4月号掲載）
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		<title>『へいわ屋漫筆』第20回　送ること　祈ること</title>
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		<pubDate>Sun, 01 Feb 2009 14:35:54 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[カフェ]]></category>
		<category><![CDATA[京都]]></category>
		<category><![CDATA[平和]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=1740</guid>
		<description><![CDATA[　年が明けましたね。ＰＭ読者の皆さんは初詣には行かれましたか？
　親しい人と行く方も、神社へは行かないっていう人も居られるでしょうね。
へいわ屋店主は強いて言うなら「晴れた冬の日の散歩」という心もちで出かけます。だから三が日に限らず、１月はじめて神社に足を伸ばした日が初詣ですね。
　店主の身近には、広大な森を境内とした、太古から神社だった神社が多いので余計そう感じるのかもしれませんが、圧倒的な自然の中つくねんと佇んでいると、いつもと違う不思議な気持ちになります。心が鳥になって木の上から自分を見下ろしているような。自分が見える気がするのです。
　がっちりした「神道への信心」ではおそらく無いのでしょうが、近くの「お宮さん」という場への愛着があります。数百年前に同じ場所で神事を行っていた人たちはどんな顔をしていたのだろう、寒かったかしら、などと思ったり。
　神社へ行っても木々の息吹を感じつつ、そんなことを考えている店主ですが、昨年末は珍しく幾つかの神社の「お守り」を買い集める事態が発生しました。何のお守りだと思いますか？縁結び？商売繁盛？いえ。
交通安全お守りなんです。自分のためではなく。
　店主にはとても和やかに接してくださった仕事上の先輩が居ます。めまいがするほど緊張していた新人時代。この「和やかに」仕事を教え、みまもってくださるということがどれほどありがたかったか。分け隔てない人柄で、公私共に仲良くして頂きました。
愛や恋には…、なっていませんが、敬慕してやまない先輩です。
　この方は長い努力が実って、新春から念願のパイロットとして転職されました。この方が「夢をかなえられますように」という私の応援はめでたく終わり、次は何をおいても安全に、そして心豊かに職務を全うされることが強く願われます。すばらしくも困難なお仕事ですから。
　具体的に自分に出来ることは何も無い、だからなおさら思いは強い。そんな時、人は祈るのではないかと思います。
　幾つかのお守りをその方に渡したのは、高層階の喫茶室。晴れた空に目をやっていた先輩は顔をほころばせて受け取ってくれました。平和に関する店主の考えや、憲法９条に関する話も、少しは出来ました。
　愛息や兄弟や恋人を戦地へ送らざるを得なかった、幾万の「残されし人」たちの祈りのもどかしさをも連想できた、この冬の出来事です。

へいわ屋　2009年1月記　（PeaceMedia2009年2-3月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　年が明けましたね。ＰＭ読者の皆さんは初詣には行かれましたか？<br />
　親しい人と行く方も、神社へは行かないっていう人も居られるでしょうね。<br />
へいわ屋店主は強いて言うなら「晴れた冬の日の散歩」という心もちで出かけます。だから三が日に限らず、１月はじめて神社に足を伸ばした日が初詣ですね。<span id="more-1740"></span><br />
　店主の身近には、広大な森を境内とした、太古から神社だった神社が多いので余計そう感じるのかもしれませんが、圧倒的な自然の中つくねんと佇んでいると、いつもと違う不思議な気持ちになります。心が鳥になって木の上から自分を見下ろしているような。自分が見える気がするのです。</p>
<p>　がっちりした「神道への信心」ではおそらく無いのでしょうが、近くの「お宮さん」という場への愛着があります。数百年前に同じ場所で神事を行っていた人たちはどんな顔をしていたのだろう、寒かったかしら、などと思ったり。</p>
<p>　神社へ行っても木々の息吹を感じつつ、そんなことを考えている店主ですが、昨年末は珍しく幾つかの神社の「お守り」を買い集める事態が発生しました。何のお守りだと思いますか？縁結び？商売繁盛？いえ。<br />
交通安全お守りなんです。自分のためではなく。</p>
<p>　店主にはとても和やかに接してくださった仕事上の先輩が居ます。めまいがするほど緊張していた新人時代。この「和やかに」仕事を教え、みまもってくださるということがどれほどありがたかったか。分け隔てない人柄で、公私共に仲良くして頂きました。<br />
愛や恋には…、なっていませんが、敬慕してやまない先輩です。</p>
<p>　この方は長い努力が実って、新春から念願のパイロットとして転職されました。この方が「夢をかなえられますように」という私の応援はめでたく終わり、次は何をおいても安全に、そして心豊かに職務を全うされることが強く願われます。すばらしくも困難なお仕事ですから。</p>
<p>　具体的に自分に出来ることは何も無い、だからなおさら思いは強い。そんな時、人は祈るのではないかと思います。</p>
<p>　幾つかのお守りをその方に渡したのは、高層階の喫茶室。晴れた空に目をやっていた先輩は顔をほころばせて受け取ってくれました。平和に関する店主の考えや、憲法９条に関する話も、少しは出来ました。</p>
<p>　愛息や兄弟や恋人を戦地へ送らざるを得なかった、幾万の「残されし人」たちの祈りのもどかしさをも連想できた、この冬の出来事です。</p>
<div class="pagebacknavi">
へいわ屋　2009年1月記　（PeaceMedia2009年2-3月号掲載）
</div>
<div class="rensainavi">
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		<title>『へいわ屋漫筆』第19回　お屋敷とカフェーと戦争と平和</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0812.html</link>
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		<pubDate>Fri, 19 Dec 2008 16:47:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
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		<category><![CDATA[京都]]></category>
		<category><![CDATA[労働]]></category>
		<category><![CDATA[平和]]></category>
		<category><![CDATA[憲法9条京都の会]]></category>

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		<description><![CDATA[　また寒い季節が巡ってきましたが、
PM読者の皆さんはお変わりありませんか？
突然ですが、入れてないものはなかなか出てきませんね…。何の事かって？この原稿の事です。前回の脱稿以来、がむしゃらな労働にかまけて、じっくり平和について考察が出来ない毎日の連続でした。知識を得たり考えたりせずには、表現って出来るものではなく、締め切りぎりぎり脱稿の名手のへいわ屋店主も、今回だけは「編集長、書けません！」と連絡していたのですが…。
やはり連載に穴をあけるのも釈然とせず、深夜筆を進めています。
「労働」しかしていなかったのなら、その中で思ったことを書く以外に無いのです。以下は、労働の合間に考えたことの断片です。
　がむしゃらとか労働とか書くと非常に辛いことのような字面ですが、実はこのご時勢に稀有なことに、とても充足感のある、楽しい労働の日々を送っているのでした。
　へいわ屋店主が生計を立てるためホテル・レストランサービス業の派遣労働に就いていることは折に触れて書いて来ましたが、このほど派遣されていったのは、築100年の洋館を保存活用した美しいホテルの喫茶・レストランです。同世代の仕事仲間の温かい扱いに迎えられ、自分の得意なことも少しは活かせ、派遣生活史上初めてというほど充実して働いています。
「薪の燃える暖炉」「大きなレトリバー犬」「彫刻のあるバルコニー」等等、子供の頃空想したお屋敷アイテム完全搭載のシチュエーションに、へいわ屋が嬉しがらないはずも無く…。100年前からそこにいるかのように働いています。
「絢爛豪華な消費文化に自分の労働力を供しているだけでいいのか」「もっと具体的な平和活動に時間を使わないといけないのではないか」というジレンマは抱えつつ。
　このジレンマはまだ解消されたわけではないのですが、ある日「お屋敷」を利用された、高名な現代美術の作家がポツリと言われた「京都に原爆が落ちなくて良かったね。」という一言が、小さな風穴を開けてくれたかもしれません。この言葉を聞いてまず思ったのは「原爆はどこにも落ちなければ良かったの！！」ということだったのですが、さらに考えてみれば、戦災や理不尽な権力によって失うことは耐えられないほど大切な「何か」を持ち、執着し続けるのも大切ではないかと思い至りました。
　各々の大切な「何か」は、戦火などによって失われるべきではないのです。良いもの、慕わしいものを抱きしめて離さず、それと戦争や平和の関係を考えてみれば良いと思います。
　またある日、同じくレトロ喫茶室の老舗である、四条小橋の「フランソア」に行きました。70年ほど前、雑誌『土曜日』（*1）を置いて、休日に訪れた深草師団の将校たちさえここでそれを読んだという、京都の近代文化の結晶のような美しいお店です。
「そんなことの起こりうる土地、京都だからこそ、新しい平和の波を興す可能性を信じている」と、鶴見俊輔氏が言及されていたこと（*2）も記憶に新しいのです。
いつもと変わらずレジに座るマダムが、珍しく「マッチを差し上げましょうね。」と、美しいラベルの箱を手渡してくれた、その傍らには…。
この冊子『PeaceMedia』が置かれているのです。
デカダンな洋館があり、自由なカフェーがあり、反戦をいう人たちがいる、というあり方が、店主は気に入っており、それを大切にしたいから、平和を願っているのでしょう。
　*　　*　　*
【編集註】
 （*1）　『土曜日』は、1936～37年に中井正一氏らが発行していた雑誌。
反ファシズムの立場で、巻頭の標語に「生活に対する勇気」 「精神の明晰」「隔てなき友愛」を掲げた。カフェ等で配布・販売され、社会・文化運動を支えたが、治安維持法違反で弾圧・廃刊になる。
（*2）　引用は、2008年11月3日「憲法集会in京都」での発言より。

へいわ屋　2008年12月記　（PeaceMedia2009年1月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　また寒い季節が巡ってきましたが、<br />
PM読者の皆さんはお変わりありませんか？</p>
<p>突然ですが、入れてないものはなかなか出てきませんね…。何の事かって？この原稿の事です。前回の脱稿以来、<span id="more-1221"></span>がむしゃらな労働にかまけて、じっくり平和について考察が出来ない毎日の連続でした。知識を得たり考えたりせずには、表現って出来るものではなく、締め切りぎりぎり脱稿の名手のへいわ屋店主も、今回だけは「編集長、書けません！」と連絡していたのですが…。<br />
やはり連載に穴をあけるのも釈然とせず、深夜筆を進めています。<br />
「労働」しかしていなかったのなら、その中で思ったことを書く以外に無いのです。以下は、労働の合間に考えたことの断片です。</p>
<p>　がむしゃらとか労働とか書くと非常に辛いことのような字面ですが、実はこのご時勢に稀有なことに、とても充足感のある、楽しい労働の日々を送っているのでした。</p>
<p>　へいわ屋店主が生計を立てるためホテル・レストランサービス業の派遣労働に就いていることは折に触れて書いて来ましたが、このほど派遣されていったのは、築100年の洋館を保存活用した美しいホテルの喫茶・レストランです。同世代の仕事仲間の温かい扱いに迎えられ、自分の得意なことも少しは活かせ、派遣生活史上初めてというほど充実して働いています。</p>
<p>「薪の燃える暖炉」「大きなレトリバー犬」「彫刻のあるバルコニー」等等、子供の頃空想したお屋敷アイテム完全搭載のシチュエーションに、へいわ屋が嬉しがらないはずも無く…。100年前からそこにいるかのように働いています。<br />
「絢爛豪華な消費文化に自分の労働力を供しているだけでいいのか」「もっと具体的な平和活動に時間を使わないといけないのではないか」というジレンマは抱えつつ。</p>
<p>　このジレンマはまだ解消されたわけではないのですが、ある日「お屋敷」を利用された、高名な現代美術の作家がポツリと言われた「京都に原爆が落ちなくて良かったね。」という一言が、小さな風穴を開けてくれたかもしれません。この言葉を聞いてまず思ったのは「原爆はどこにも落ちなければ良かったの！！」ということだったのですが、さらに考えてみれば、戦災や理不尽な権力によって失うことは耐えられないほど大切な「何か」を持ち、執着し続けるのも大切ではないかと思い至りました。</p>
<p>　各々の大切な「何か」は、戦火などによって失われるべきではないのです。良いもの、慕わしいものを抱きしめて離さず、それと戦争や平和の関係を考えてみれば良いと思います。</p>
<p>　またある日、同じくレトロ喫茶室の老舗である、四条小橋の「フランソア」に行きました。70年ほど前、雑誌『土曜日』（*1）を置いて、休日に訪れた深草師団の将校たちさえここでそれを読んだという、京都の近代文化の結晶のような美しいお店です。<br />
「そんなことの起こりうる土地、京都だからこそ、新しい平和の波を興す可能性を信じている」と、鶴見俊輔氏が言及されていたこと（*2）も記憶に新しいのです。</p>
<p>いつもと変わらずレジに座るマダムが、珍しく「マッチを差し上げましょうね。」と、美しいラベルの箱を手渡してくれた、その傍らには…。<br />
この冊子『PeaceMedia』が置かれているのです。</p>
<p>デカダンな洋館があり、自由なカフェーがあり、反戦をいう人たちがいる、というあり方が、店主は気に入っており、それを大切にしたいから、平和を願っているのでしょう。</p>
<p>　*　　*　　*</p>
<p>【編集註】<br />
 （*1）　『土曜日』は、1936～37年に中井正一氏らが発行していた雑誌。<br />
反ファシズムの立場で、巻頭の標語に「生活に対する勇気」 「精神の明晰」「隔てなき友愛」を掲げた。カフェ等で配布・販売され、社会・文化運動を支えたが、治安維持法違反で弾圧・廃刊になる。</p>
<p>（*2）　引用は、2008年11月3日「憲法集会in京都」での発言より。</p>
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へいわ屋　2008年12月記　（PeaceMedia2009年1月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第18回　可愛いSちゃんへ</title>
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		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0811.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 14 Nov 2008 12:46:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=982</guid>
		<description><![CDATA[　Ｓちゃん。11月3日に円山公園音楽堂の集会で、あなたと再会できたのはとても嬉しいことでした。
あなたと二年ほど前、初めて会ったのも同じ場所でしたね。あの時は乳母車の中にいたあなたを触らせてもらいに行ったものですが、今年のあなたは軽やかに駆け、片言でおしゃべりをしていますね！
　あなたのお名前は「愛」という意味だそうですね。
あなたといつも一緒のお父様お母様の愛をこめたお名前なのですね。
いつも静かに微笑んで、あなたを高々と抱き上げられるお父様は、静かだけれど、きっと家族を守る、元気な方。
いつも優しい笑顔であなたの手を引き「へいわ屋さん」と私に話しかけて下さるお母様は、あなたにそっくり。いつも繊細で可愛らしい方。
そんなお二人のルーツは、日本のお隣の国だそうです。私とそう歳の変わらないお二人にとても親しみを感じます。
幼いあなたを連れて憲法の集会に来てくださるのも嬉しいことですが、
なにより仲の良いあなた方ご家族の様子を見せてもらえるのが、
私には嬉しいのです。
あなたが低い石垣によじ登り、お母様を手招きすると…、お母様はもちろんお父様まで石垣に上がって三人で石垣の上の散歩を楽しまれます！
まるで『長靴下のピッピ』に出てきそうな素敵な一家なのですから！
　Ｓちゃん。昔、私の国日本はあなたのルーツのお国の人たちを、とても悲しい目にあわせてしまったそうです。「そんなことしてない」という日本の人もいますが、わたしはしたと思うのです。
そのことを、わたしはとても申し訳なく残念に思っています。そして、もう二度とそんなことが起こらないように、仲良くしていきたいと思っているのです。
日本という国の春夏秋冬や、お山、海、街、食べ物や歌や踊り、沢山のご本や絵やそういったものを、私は好きだと思っているの。だからなおさら、二度と恥ずかしいことはしたくないの。世界中の家族が悲しい思いをしないようにしていきたいの。
　Ｓちゃん。可愛いあなた方小さい人たちは、私の元気の源なのですよ。
元気でゆっくり大きくなっていってね。
お外はだんだん寒くなるけれど、赤くなった葉っぱや実が呼んでいますよ。
風邪を引かないでね。また近いうちに会いましょう。
得意なお絵かきも見せてね。　へいわ屋のお姉ちゃんより。

へいわ屋　2008年11月記　（PeaceMedia2008年11-12月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　Ｓちゃん。11月3日に円山公園音楽堂の集会で、あなたと再会できたのはとても嬉しいことでした。<br />
あなたと二年ほど前、初めて会ったのも同じ場所でしたね。<span id="more-982"></span>あの時は乳母車の中にいたあなたを触らせてもらいに行ったものですが、今年のあなたは軽やかに駆け、片言でおしゃべりをしていますね！</p>
<p>　あなたのお名前は「愛」という意味だそうですね。<br />
あなたといつも一緒のお父様お母様の愛をこめたお名前なのですね。<br />
いつも静かに微笑んで、あなたを高々と抱き上げられるお父様は、静かだけれど、きっと家族を守る、元気な方。<br />
いつも優しい笑顔であなたの手を引き「へいわ屋さん」と私に話しかけて下さるお母様は、あなたにそっくり。いつも繊細で可愛らしい方。<br />
そんなお二人のルーツは、日本のお隣の国だそうです。私とそう歳の変わらないお二人にとても親しみを感じます。<br />
幼いあなたを連れて憲法の集会に来てくださるのも嬉しいことですが、<br />
なにより仲の良いあなた方ご家族の様子を見せてもらえるのが、<br />
私には嬉しいのです。<br />
あなたが低い石垣によじ登り、お母様を手招きすると…、お母様はもちろんお父様まで石垣に上がって三人で石垣の上の散歩を楽しまれます！<br />
まるで『長靴下のピッピ』に出てきそうな素敵な一家なのですから！</p>
<p>　Ｓちゃん。昔、私の国日本はあなたのルーツのお国の人たちを、とても悲しい目にあわせてしまったそうです。「そんなことしてない」という日本の人もいますが、わたしはしたと思うのです。<br />
そのことを、わたしはとても申し訳なく残念に思っています。そして、もう二度とそんなことが起こらないように、仲良くしていきたいと思っているのです。<br />
日本という国の春夏秋冬や、お山、海、街、食べ物や歌や踊り、沢山のご本や絵やそういったものを、私は好きだと思っているの。だからなおさら、二度と恥ずかしいことはしたくないの。世界中の家族が悲しい思いをしないようにしていきたいの。</p>
<p>　Ｓちゃん。可愛いあなた方小さい人たちは、私の元気の源なのですよ。<br />
元気でゆっくり大きくなっていってね。<br />
お外はだんだん寒くなるけれど、赤くなった葉っぱや実が呼んでいますよ。<br />
風邪を引かないでね。また近いうちに会いましょう。<br />
得意なお絵かきも見せてね。　へいわ屋のお姉ちゃんより。</p>
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へいわ屋　2008年11月記　（PeaceMedia2008年11-12月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第17回　近況</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0810.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0810.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 12 Oct 2008 13:03:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
		<category><![CDATA[そら祭]]></category>
		<category><![CDATA[ピースグッズ]]></category>
		<category><![CDATA[憲法九条]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=481</guid>
		<description><![CDATA[PM読者の皆さん、こんにちは。
カーサインできました。
へいわ屋から、新商品のお知らせです。
リクエストが多かった「平和カーサイン」を作りました。

「カーサイン」ってあれです、
「赤ちゃん乗ってます」とか「お先にどうぞ」とか書いてあって、
車の後ろ窓に内側から吸盤でつけるやつ。
　確かに、車に乗られる方には使って欲しい平和グッズですね。
高速でも駐車場でも「No Peace,　No Life！！」
（平和がなかったら生きていけへん！！）をアピールしてください。
赤、青、緑の三色、形は丸と四角があります。1つ500円です。
デザインは喜洛屋さん。喜洛屋さんありがとうね。暖めていた案が叶いました。好評だったらいっぱいシリーズ作りましょう！

乗り込みのススメ
　前号で告知したように、
10月4日、神戸の須磨離宮公園で行われた「そら祭り」に出店してきました。
　初めての場所、割と遠い開催地、へいわグッズが売れるか分からない状況、非営利経営にはキツい出店料‥とリスクも高い出店でしたが、このお祭りは「空と人、場所をつなぐ」というコンセプトで開かれていました。自然と人間、人同士のつながり、人と場所のつながり、等等、へいわ屋の考える「平和」の根幹をなす意識の元で開催されるように見受けられました。ここを信じたかった！そして、運営している学生さんたちがとても真摯な態度で出店を請うてくれました。この人たちを励ましたかった！だから出店を決意しました。
結果、予想以上にへいわグッズは広まってくれ、同時に平和がなぜ大事か、憲法9条って何か、なぜ店主がへいわ屋を続けているのか、など色々な会話を、沢山の若い人と出来ました。
学生さんと出会う→出店するか悩む→出店決定→だいぶ成功
の間に改めて気づいたことは「平和活動をするのでも、馴れた場所にこもってはいけない」ということです。

理由その1.
知らない場所に出て行けば新しい出会いがある。これはまあその通りで、何にでも当てはまります。
理由その2.
多くの人に自分が平和に取り組んでいる姿を「見せる」「印象付ける」。
平和グッズの効用と同じで、表現すること、人に意思表示をすることはとても大事なことです。
理由その3.
貴方にしか行けない場所がある。
誰にでも縁のある場所、得意不得意の場所はあります。「そら祭り」はへいわ屋ルートで声がかかり、へいわ屋だからなじめたのかもしれません。

同じように、どなたにも独自の方面、機会があると思います。
皆さんの得意なやり方の「平和活動」を引っさげて、まだ行ったことのない場に乗り込まれることを、大いにお勧めしたく思います。行ったら行っただけの事は必ずついてきますから。
乗り込め皆の衆…！といった気分でしょうか。
追記；今回のへいわ屋の乗り込みに重い荷物を分担して同行してくれた
PM編集長に感謝を記します♪

（Ｃ）へいわ屋　2008年10月記　（PeaceMedia2008年10-11月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>PM読者の皆さん、こんにちは。</p>
<h3>カーサインできました。</h3>
<p>へいわ屋から、新商品のお知らせです。<br />
リクエストが多かった「平和カーサイン」を作りました。<span id="more-481"></span></p>
<p><img src='http://new.peacemedia.jp/images/car-nopeace.jpg' alt='平和カーサイン' /></p>
<p>「カーサイン」ってあれです、<br />
「赤ちゃん乗ってます」とか「お先にどうぞ」とか書いてあって、<br />
車の後ろ窓に内側から吸盤でつけるやつ。<br />
　確かに、車に乗られる方には使って欲しい平和グッズですね。<br />
高速でも駐車場でも「No Peace,　No Life！！」<br />
（平和がなかったら生きていけへん！！）をアピールしてください。<br />
赤、青、緑の三色、形は丸と四角があります。1つ500円です。<br />
デザインは喜洛屋さん。喜洛屋さんありがとうね。暖めていた案が叶いました。好評だったらいっぱいシリーズ作りましょう！</p>
<hr />
<h3>乗り込みのススメ</h3>
<p>　前号で告知したように、<br />
10月4日、神戸の須磨離宮公園で行われた「そら祭り」に出店してきました。<br />
　初めての場所、割と遠い開催地、へいわグッズが売れるか分からない状況、非営利経営にはキツい出店料‥とリスクも高い出店でしたが、このお祭りは「空と人、場所をつなぐ」というコンセプトで開かれていました。自然と人間、人同士のつながり、人と場所のつながり、等等、へいわ屋の考える「平和」の根幹をなす意識の元で開催されるように見受けられました。ここを信じたかった！そして、運営している学生さんたちがとても真摯な態度で出店を請うてくれました。この人たちを励ましたかった！だから出店を決意しました。<br />
結果、予想以上にへいわグッズは広まってくれ、同時に平和がなぜ大事か、憲法9条って何か、なぜ店主がへいわ屋を続けているのか、など色々な会話を、沢山の若い人と出来ました。</p>
<p>学生さんと出会う→出店するか悩む→出店決定→だいぶ成功<br />
の間に改めて気づいたことは「平和活動をするのでも、馴れた場所にこもってはいけない」ということです。</p>
<dl>
<dt>理由その1.</dt>
<dd>知らない場所に出て行けば新しい出会いがある。これはまあその通りで、何にでも当てはまります。</dd>
<dt>理由その2.</dt>
<dd>多くの人に自分が平和に取り組んでいる姿を「見せる」「印象付ける」。<br />
平和グッズの効用と同じで、表現すること、人に意思表示をすることはとても大事なことです。</dd>
<dt>理由その3.</dt>
<dd>貴方にしか行けない場所がある。<br />
誰にでも縁のある場所、得意不得意の場所はあります。「そら祭り」はへいわ屋ルートで声がかかり、へいわ屋だからなじめたのかもしれません。</dd>
</dl>
<p>同じように、どなたにも独自の方面、機会があると思います。<br />
皆さんの得意なやり方の「平和活動」を引っさげて、まだ行ったことのない場に乗り込まれることを、大いにお勧めしたく思います。行ったら行っただけの事は必ずついてきますから。<br />
乗り込め皆の衆…！といった気分でしょうか。</p>
<p>追記；今回のへいわ屋の乗り込みに重い荷物を分担して同行してくれた<br />
PM編集長に感謝を記します♪</p>
<div class="pagebacknavi">
（Ｃ）へいわ屋　2008年10月記　（PeaceMedia2008年10-11月号掲載）
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	</item>
		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第16回　夏日</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0808.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0808.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 25 Aug 2008 17:05:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
		<category><![CDATA[そら祭]]></category>
		<category><![CDATA[核廃絶、反核・反原発、脱原発]]></category>
		<category><![CDATA[証言]]></category>

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		<description><![CDATA[○　せめて我が涙召しませ原爆忌
　いつの頃からか、怒ることはあっても涙するということがほとんど無くなった、情の強いへいわ屋店なのですが、今夏は不思議に涙の落ちる時がありました。
　同じく、中学生の頃、歌詠みに目覚めつつも、昨今は歌に発露するほど詩想の高じることが無かったのですが、この1月でいくつか出来ました。
　この稿に載せるのも気後れするようですが、今夏の記録として紙面を借りることにしましょう。
　数年来、8月6日の朝は三条川端の檀王法林寺で行われる「原爆犠牲者・戦争被災者追悼法要」に寄せてもらっています。この頁に載せた俳句や短歌は、今年の8月6日に読んだものです。
　昨年の参列の折、お供物にと思って「9条せんべい」（瓦煎餅で、憲法9条が意匠にしてあるもの）を持参しました。
このことを広島出身の平和仲間に話すと、「原爆の犠牲者の方たちは水を欲しながら亡くなったのだからね、広島ではお盆のお供えに乾いたものは供えないのです。」「季節からも桃がよく供えられます。」「でも9条せんべいなら趣旨がお供えに合っていると思います。」
こう教えてくれました。
　店主は初めて聞く話だったので強烈な印象を受けました。彼の土地で記憶は風化しないのだと。夏ごとに、出盛る桃の手触りと同時に甦る記憶なのだと。
　本堂に掛け巡らされた関係図版に、夏の朝の軽い風や光の美しさに、また、通勤途中の若いサラリーマンがお参りされている姿の尊さに、今夏は涙が滂沱と流れるのでした。
　冒頭の発句はそうした中で出てきたものです。今年は何のお供物も用意出来はしませんでしたが。
　「原爆犠牲者・戦争被災者追悼法要」には仏教のお坊さん方だけでなく、私の敬愛するキリスト教の大江真道牧師のお姿も見えました。
○　白衣なる牧師も居ます本堂に
　檀王さんにはいつも歌の聞こえる保育所もあります。
○　金魚（きんとと）も姫様もあり盆灯篭　園児の声は風に高まり
　檀王さんからの帰り道に生き物の姿を見て、
戦争犠牲者を強く意識しました。
○　鷺低く飛ぶや疎水に原爆忌
　今年の8月6日には、臆面も無く涙と洟水を垂らしつつ、「自分は生きているのだ」ということを実感したように思います。
　「死んだ男の残したものは」という歌の中にもありますが、生きている「私」と生きている「貴方」だけが、どういう未来をもつくり得るのだと、改めて感じいった訳なのです。
へいわ屋　出店情報
10月4日（土）13時～１9時
兵庫県須磨離宮公園にて開催の「そら祭り」に出店決定。
http://www.soramatsuri.com/2008/
http://soramatsurikobe.seesaa.net/
新しい平和仲間と出会いに行ってきます。


（Ｃ）へいわ屋　2008年8月記　（PeaceMedia2008年9-10月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>○　<strong>せめて我が涙召しませ原爆忌</strong></p>
<p>　いつの頃からか、怒ることはあっても涙するということがほとんど無くなった、情の強いへいわ屋店なのですが、今夏は不思議に涙の落ちる時がありました。<span id="more-124"></span></p>
<p>　同じく、中学生の頃、歌詠みに目覚めつつも、昨今は歌に発露するほど詩想の高じることが無かったのですが、この1月でいくつか出来ました。<br />
　この稿に載せるのも気後れするようですが、今夏の記録として紙面を借りることにしましょう。</p>
<p>　数年来、8月6日の朝は三条川端の檀王法林寺で行われる「原爆犠牲者・戦争被災者追悼法要」に寄せてもらっています。この頁に載せた俳句や短歌は、今年の8月6日に読んだものです。</p>
<p>　昨年の参列の折、お供物にと思って「9条せんべい」（瓦煎餅で、憲法9条が意匠にしてあるもの）を持参しました。<br />
このことを広島出身の平和仲間に話すと、「原爆の犠牲者の方たちは水を欲しながら亡くなったのだからね、広島ではお盆のお供えに乾いたものは供えないのです。」「季節からも桃がよく供えられます。」「でも9条せんべいなら趣旨がお供えに合っていると思います。」<br />
こう教えてくれました。</p>
<p>　店主は初めて聞く話だったので強烈な印象を受けました。彼の土地で記憶は風化しないのだと。夏ごとに、出盛る桃の手触りと同時に甦る記憶なのだと。</p>
<p>　本堂に掛け巡らされた関係図版に、夏の朝の軽い風や光の美しさに、また、通勤途中の若いサラリーマンがお参りされている姿の尊さに、今夏は涙が滂沱と流れるのでした。<br />
　冒頭の発句はそうした中で出てきたものです。今年は何のお供物も用意出来はしませんでしたが。</p>
<p>　「原爆犠牲者・戦争被災者追悼法要」には仏教のお坊さん方だけでなく、私の敬愛するキリスト教の大江真道牧師のお姿も見えました。</p>
<p>○　<strong>白衣なる牧師も居ます本堂に</strong></p>
<p>　檀王さんにはいつも歌の聞こえる保育所もあります。</p>
<p>○　<strong>金魚（きんとと）も姫様もあり盆灯篭　園児の声は風に高まり</strong></p>
<p>　檀王さんからの帰り道に生き物の姿を見て、<br />
戦争犠牲者を強く意識しました。</p>
<p>○　<strong>鷺低く飛ぶや疎水に原爆忌</strong></p>
<p>　今年の8月6日には、臆面も無く涙と洟水を垂らしつつ、「自分は生きているのだ」ということを実感したように思います。<br />
　「死んだ男の残したものは」という歌の中にもありますが、生きている「私」と生きている「貴方」だけが、どういう未来をもつくり得るのだと、改めて感じいった訳なのです。</p>
<blockquote><h3>へいわ屋　出店情報</h3>
<p>10月4日（土）13時～１9時<br />
兵庫県須磨離宮公園にて開催の「そら祭り」に出店決定。<br />
<a href="http://www.soramatsuri.com/2008/" target="_blank">http://www.soramatsuri.com/2008/</a><br />
<a href="http://soramatsurikobe.seesaa.net/" target="_blank">http://soramatsurikobe.seesaa.net/</a><br />
新しい平和仲間と出会いに行ってきます。</p>
</blockquote>
<div class="pagebacknavi">
（Ｃ）へいわ屋　2008年8月記　（PeaceMedia2008年9-10月号掲載）
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		<title>『へいわ屋漫筆』第15回　「最新作」</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0807.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0807.html#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 Jul 2008 19:13:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
		<category><![CDATA[Tシャツ]]></category>
		<category><![CDATA[ピースグッズ]]></category>
		<category><![CDATA[憲法九条]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=102</guid>
		<description><![CDATA[　PM読者の皆さん、こんにちは。暑くなってきましたね。
へいわ屋は久しぶりにTシャツの新作を発売しましたよ。
こんなデザインです。
大和のくににも平和が似合う
平安の都には憲法9条が似合う

　このTシャツは、6月29日に発足した「憲法9条京都の会」発足記念としてつくりました。へいわ屋初の和柄Tシャツです。
色も、玉子色、朝霧色（明るい灰色）、柿渋色、草色、と、日本の色を使い、どの年代の方にも格好良く着ていただけるよう調整しました。
1着1500円。サイズはＳＳ, Ｓ, Ｍ, Ｌ。
ご用命は
電話　０７０-５０４２-７１００
メール　label_joe[@]yahoo.co,jp　まで。
他の地方の方や、海外の方との交流にも使って頂ければ嬉しいのです。
　へいわ屋店主として、数々の「9条Tシャツ」を見てきましたが、案外「憲法9条」と、そのまんまの日本語の文字が入っている品は少ないのです。あまりストレートだと着辛い…と考慮されてるのでしょうね。その一方で「英語で書いたあっても読めへん」「はっきりわかるやつが欲しいわ」というご意見もたびたび頂き、その熱意（そんな熱い方が多いのも京都風？）に押される形でつくりました。
京都という、店主の好きな場所。歴史的にも文化的にも特別な場所で、既に多くの9条の会が出来ていて、このたび、それを横につなぐ役割を果たす「憲法9条京都の会」が歩み始めたことを喜ばしく思います。賛同人として名を連ねるならば、自分の芸でなにか表現してみたく…このシャツをつくりました。
　ところでこの「憲法9条京都の会」、なかなかおもしろいところがあります。
普通、何かの会の会員や賛同人になるには、何がしかの賛同金の支払いとセットになっている場合が多いかと思うのですが、この会の応募要項には「賛同人になります」「賛同金を払います。（何円）」「賛同金は払いません」と、この三つの欄があって、自由に選択できるのです。つまり「賛同人にはなる。しかし金は払わん！」と堂々と言うこともできるのです。これはなにも会の財政が豊かだからではなく、9条に思いのある方なら、仮に金銭的な余裕が無くてもぜひ来て欲しいという、会の意思表示なのでしょう。
へいわ屋の経営ポリシーと似ていて、共感できるのです。関心をもたれた方は、一度調べてみてください。
憲法9条京都の会
【問合・賛同申込】　http://9-kyoto.net/
（呼びかけ人・呼びかけ文・申し合わせ事項等掲載。）


（Ｃ）へいわ屋　2008年7月記　（PeaceMedia2008年7-8月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　PM読者の皆さん、こんにちは。暑くなってきましたね。<br />
へいわ屋は久しぶりにTシャツの新作を発売しましたよ。<br />
こんなデザインです。<span id="more-102"></span></p>
<p>大和のくににも平和が似合う<br />
平安の都には憲法9条が似合う</p>
<h3><img src='http://new.peacemedia.jp/images/heiwaya-0807t.jpg' alt='「へいわ屋」憲法九条Tシャツ' /></h3>
<p>　このTシャツは、6月29日に発足した「憲法9条京都の会」発足記念としてつくりました。へいわ屋初の和柄Tシャツです。<br />
色も、玉子色、朝霧色（明るい灰色）、柿渋色、草色、と、日本の色を使い、どの年代の方にも格好良く着ていただけるよう調整しました。<br />
1着1500円。サイズはＳＳ, Ｓ, Ｍ, Ｌ。<br />
ご用命は<br />
電話　０７０-５０４２-７１００<br />
メール　label_joe[@]yahoo.co,jp　まで。<br />
他の地方の方や、海外の方との交流にも使って頂ければ嬉しいのです。</p>
<p>　へいわ屋店主として、数々の「9条Tシャツ」を見てきましたが、案外「憲法9条」と、そのまんまの日本語の文字が入っている品は少ないのです。あまりストレートだと着辛い…と考慮されてるのでしょうね。その一方で「英語で書いたあっても読めへん」「はっきりわかるやつが欲しいわ」というご意見もたびたび頂き、その熱意（そんな熱い方が多いのも京都風？）に押される形でつくりました。</p>
<p>京都という、店主の好きな場所。歴史的にも文化的にも特別な場所で、既に多くの9条の会が出来ていて、このたび、それを横につなぐ役割を果たす「憲法9条京都の会」が歩み始めたことを喜ばしく思います。賛同人として名を連ねるならば、自分の芸でなにか表現してみたく…このシャツをつくりました。</p>
<p>　ところでこの「憲法9条京都の会」、なかなかおもしろいところがあります。<br />
普通、何かの会の会員や賛同人になるには、何がしかの賛同金の支払いとセットになっている場合が多いかと思うのですが、この会の応募要項には「賛同人になります」「賛同金を払います。（何円）」「賛同金は払いません」と、この三つの欄があって、自由に選択できるのです。つまり「賛同人にはなる。しかし金は払わん！」と堂々と言うこともできるのです。これはなにも会の財政が豊かだからではなく、9条に思いのある方なら、仮に金銭的な余裕が無くてもぜひ来て欲しいという、会の意思表示なのでしょう。</p>
<p>へいわ屋の経営ポリシーと似ていて、共感できるのです。関心をもたれた方は、一度調べてみてください。</p>
<blockquote><h3>憲法9条京都の会</h3>
<p>【問合・賛同申込】　<a href="http://9-kyoto.net/" target="_blank">http://9-kyoto.net/</a><br />
（呼びかけ人・呼びかけ文・申し合わせ事項等掲載。）</p>
</blockquote>
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（Ｃ）へいわ屋　2008年7月記　（PeaceMedia2008年7-8月号掲載）
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		<title>『へいわ屋漫筆』第14回　袖珍本</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0806.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0806.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 30 May 2008 18:19:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=56</guid>
		<description><![CDATA[　PM読者の皆さん、こんにちは。
皆さんは本の装丁に驚いたことはありますか？今のように書籍が濫造される前の時代、本のつくりは内容に合う挿絵や用紙、布などで飾られ、内容プラスαの役割を果たしていたようです。古書店で見ることが出来ます。
店主の手元にも、そんな一冊があります。
　坪内逍遥訳『戀の骨折損』
　（新修シェークスピヤ全集　第一巻）昭和10年発行。
タイトルのインパクトや坪内逍遥先生が訳している点もさることながら、この本が１５×１１センチの小型なのにハードカバー、金押しで題字が押され、重厚感漂うつくりになっている点もあいまって、強い存在感をかもし出しているのです。こういう小型本は袖珍本という美称で呼ばれ、愛好されたと聞きます。
　豪華装丁を略した袖珍本は廉価で販売され、
望めばお金の無い人でも学問ができる可能性を作ったそうです。
袖珍本はその小ささに意味があるのでしょう。
　このたび、過去13回を重ねてきたこの『へいわ屋漫筆』が、一冊の冊子になりました。腰を据えて読み返すとなかなか気恥ずかしいものですが。
９×１３センチ。袖珍本の仲間に入れるでしょうか。PM編集部の協力により「へいわ屋略年表」までついています。非売品のフリーぺーパー扱い。
ご希望の方は、へいわ屋かPM編集部までご連絡下さい。
*　*　*
（編集注:　『戀（恋）の骨折損』は、「 Love&#8217;s Labour&#8217;s Lost 」の翻訳。
上記ご紹介の一冊は中央公論社刊。定価70銭でした。
青色の表紙には、シェイクスピア肖像が描かれています。）

（Ｃ）へいわ屋　2008年5月記　（PeaceMedia2008年6-7月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　PM読者の皆さん、こんにちは。<br />
皆さんは本の装丁に驚いたことはありますか？今のように書籍が濫造される前の時代、本のつくりは内容に合う挿絵や用紙、布などで飾られ、内容プラスαの役割を果たしていたようです。古書店で見ることが出来ます。<br />
店主の手元にも、そんな一冊があります。<span id="more-56"></span></p>
<p>　坪内逍遥訳『戀の骨折損』<br />
　（新修シェークスピヤ全集　第一巻）昭和10年発行。</p>
<p>タイトルのインパクトや坪内逍遥先生が訳している点もさることながら、この本が１５×１１センチの小型なのにハードカバー、金押しで題字が押され、重厚感漂うつくりになっている点もあいまって、強い存在感をかもし出しているのです。こういう小型本は袖珍本という美称で呼ばれ、愛好されたと聞きます。</p>
<p>　豪華装丁を略した袖珍本は廉価で販売され、<br />
望めばお金の無い人でも学問ができる可能性を作ったそうです。<br />
袖珍本はその小ささに意味があるのでしょう。</p>
<p>　このたび、過去13回を重ねてきたこの『へいわ屋漫筆』が、<a href="/backnumber/pocket0805.html">一冊の冊子になりました</a>。腰を据えて読み返すとなかなか気恥ずかしいものですが。<br />
９×１３センチ。袖珍本の仲間に入れるでしょうか。PM編集部の協力により「へいわ屋略年表」までついています。非売品のフリーぺーパー扱い。<br />
ご希望の方は、へいわ屋かPM編集部までご連絡下さい。</p>
<p>*　*　*<br />
（編集注:　『戀（恋）の骨折損』は、「 Love&#8217;s Labour&#8217;s Lost 」の翻訳。<br />
上記ご紹介の一冊は中央公論社刊。定価70銭でした。<br />
青色の表紙には、シェイクスピア肖像が描かれています。）</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2008年5月記　（PeaceMedia2008年6-7月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第13回　びしゃこ</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0805.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0805.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 24 Apr 2008 19:17:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=55</guid>
		<description><![CDATA[　PM読者の皆さん、こんにちは。暖かなよい季節になりましたね。
今時分使う「風薫る」という言葉は、とても素敵な表現ですよね。
　皆さんは今年はもう、陽光の中や穏やかな夜のしじまの中、深呼吸して風の香りを嗅ぎましたか。鼻から春を感じましたか。へいわ屋店主は、季節にはそれぞれ印象付ける匂いがあると思っているのですが、とりわけ春は匂いも鮮烈に感じられます。皆さんにもそれぞれの「春の匂い」があるでしょうね。（サクラの匂い、新しい教室の匂い、イカナゴの釘煮の匂いとかも？）
店主にも「This is春」の匂いがあるんです。
　店主は実は山（深山ではなく里山ですが）育ち。木々や草花、土、水の強い香りの中で育ったという幸せな過去を持っています。
　そんな店主の「春の匂い」は…。山が春たけなわになった頃、どこからか漂ってくる匂い。花のにおいなんですが、どれがそいつか未だに判らないくらい地味な花。そして芳香というわけでもない（笑）。たとえて言うなら幼児のよだれのような（！）べったりと甘えたな、妙～な匂いがあるんです。これが漂ってくると「あ、もう寒い日はどっかに行ってしまって、今日からは春なんだ」と、にやっとしてしまう懐かしい匂い。この匂いが店主の春のイメージと重なってあるわけですが、大人になって、比較的街中に引っ越して以後、ふっつり嗅ぐこともなくなっていました。
　そして唐突に再会したのですが、その場所がとても意外な場所で…。店主がウェイトレスのアルバイトをしている大ホテルの中、窓も無い食器洗い場の天井から、あの匂いが降ってきたのです！
　理由は簡単で、このホテルは店主の生家に程近い山に建っていて、食器を乾燥させるため、外気を取り込んでいたのです。山続きなら植生も同じみたいで、匂いも入ってきたのでしょう。
　でも、鉄筋の箱のような大ホテル、昼夜も季節も関係ない不夜城のようなその中での再開が余りに鮮やかだったので、ここに書かせてもらいました。
匂いの正体の花の名前も分からなかったのですが、店主の祖母に言わせると「びしゃこ」という花だそうです。匂いに劣らず変な名前！
　深々と深呼吸して、新しい季節の訪れを知ったり、花の名前の土着的な響きを楽しんだり。こういったことはお金はかからないのにとても豊かなことに思えます。「丁寧な暮らし」ってこういうことができる生活ではないでしょうか。いつも言ってることですが、丁寧な暮らしに平和はかかせません。春の匂いを将来も心豊かに嗅ぐことが出来るように、へいわ屋は行動していきたいです。
　今、困難な状況にある人にとっては空気の匂いなんて構っていられないかもしれません。でもそれぞれの心の平安を取り戻して、ふとした季節を味わえる時が少しでも早く来れば良いなと願っています。

（Ｃ）へいわ屋　2008年4月記　（PeaceMedia2008年5-6月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>　PM読者の皆さん、こんにちは。暖かなよい季節になりましたね。<br />
今時分使う「風薫る」という言葉は、とても素敵な表現ですよね。</p>
<p>　皆さんは今年はもう、陽光の中や穏やかな夜のしじまの中、深呼吸して風の香りを嗅ぎましたか。鼻から春を感じましたか。へいわ屋店主は、季節にはそれぞれ印象付ける匂いがあると思っているのですが、とりわけ春は匂いも鮮烈に感じられます。皆さんにもそれぞれの「春の匂い」があるでしょうね。（サクラの匂い、新しい教室の匂い、イカナゴの釘煮の匂いとかも？）<br />
店主にも「This is春」の匂いがあるんです。<span id="more-55"></span></p>
<p>　店主は実は山（深山ではなく里山ですが）育ち。木々や草花、土、水の強い香りの中で育ったという幸せな過去を持っています。</p>
<p>　そんな店主の「春の匂い」は…。山が春たけなわになった頃、どこからか漂ってくる匂い。花のにおいなんですが、どれがそいつか未だに判らないくらい地味な花。そして芳香というわけでもない（笑）。たとえて言うなら幼児のよだれのような（！）べったりと甘えたな、妙～な匂いがあるんです。これが漂ってくると「あ、もう寒い日はどっかに行ってしまって、今日からは春なんだ」と、にやっとしてしまう懐かしい匂い。この匂いが店主の春のイメージと重なってあるわけですが、大人になって、比較的街中に引っ越して以後、ふっつり嗅ぐこともなくなっていました。<br />
　そして唐突に再会したのですが、その場所がとても意外な場所で…。店主がウェイトレスのアルバイトをしている大ホテルの中、窓も無い食器洗い場の天井から、あの匂いが降ってきたのです！</p>
<p>　理由は簡単で、このホテルは店主の生家に程近い山に建っていて、食器を乾燥させるため、外気を取り込んでいたのです。山続きなら植生も同じみたいで、匂いも入ってきたのでしょう。<br />
　でも、鉄筋の箱のような大ホテル、昼夜も季節も関係ない不夜城のようなその中での再開が余りに鮮やかだったので、ここに書かせてもらいました。<br />
匂いの正体の花の名前も分からなかったのですが、店主の祖母に言わせると「びしゃこ」という花だそうです。匂いに劣らず変な名前！</p>
<p>　深々と深呼吸して、新しい季節の訪れを知ったり、花の名前の土着的な響きを楽しんだり。こういったことはお金はかからないのにとても豊かなことに思えます。「丁寧な暮らし」ってこういうことができる生活ではないでしょうか。いつも言ってることですが、丁寧な暮らしに平和はかかせません。春の匂いを将来も心豊かに嗅ぐことが出来るように、へいわ屋は行動していきたいです。</p>
<p>　今、困難な状況にある人にとっては空気の匂いなんて構っていられないかもしれません。でもそれぞれの心の平安を取り戻して、ふとした季節を味わえる時が少しでも早く来れば良いなと願っています。</p>
<div class="pagebacknavi">
（Ｃ）へいわ屋　2008年4月記　（PeaceMedia2008年5-6月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第12回　「品格」考</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0803.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0803.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 23 Dec 2007 14:50:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=66</guid>
		<description><![CDATA[（この原稿は、2007年末に戴いたものです。）
　PM読者の皆さん、こんにちは。
年末に読まれる方、一年間ありがとうございました。
年始に読まれる方、今年もよろしくお願いいたします。
　さて、本好きのへいわ屋ですが、最近はなかなかまとまって読書する時間が取れず、禁断症状気味に。で、新聞の新刊コーナー走り読みで渇を癒すこともしばしば。そんな中で気づきましたが、ここ２年ほどの間で「～の品格」というタイトルがとても多く出版されていますね。
テレビドラマにもありました。周囲でも、それ以前に比べると、気軽に口に出して使われるようになりました。個々の内容はともかく、こういうタイトルが連鎖的に発生するって、何かを意味しているように思えてなりません。
　みんな、「品格」に触れたり知ったりしたいのでしょうかね？それとも誰かが「品格」をはやらせたいのでしょうか？今になって急になぜでしょうね。
　へいわ屋はこの流れにナショナリズムを感じています。その安直な流行は「品格」の無さを物語っているように思います。
　へいわ屋だって、「品」という、眼に見えないものの存在は信じ、とても重い価値を置いています。「品」って茫洋として、でも確固として崩れないもの。数冊本を読んだだけでは到底身につかないもの。他者への熱い想いに支えられるもの。
　そう。得るのがとても難しい、価値あるものだと思うのです。「品」に骨格を与えて見えやすくした言い方。「品」に格付け（ランキング）をした言い方。それが昨今流行の「品格」の正体じゃないでしょうか。
　へいわ屋は皆に「品」をもって欲しい。へいわ屋の考える「品」とは『～の品格』のように、「他者と自分は違うんだ」という高慢な差異化や、緩やかな攻撃を含んだものではなく、優しきものです。
　エラい人におすがりして教えてもらうものではなく、自分で模索していつの間にか身につくものです。なにより、へいわ屋は品高くありたいです。
　*　　*　　*
【 追悼 】
　この原稿を書いている数日前、林功三さんの訃報を聞きました。へいわ屋は身近く行動することはありませんでしたが、一度重要な場面でご一緒する機会がありました。寒い大阪の街を、端然と歩いていかれる後姿を覚えています。権力に絶対なびかず、静かに理を説く。品ある方でした。へいわ屋漫筆をほめて頂いたことがあると、PM編集長から初めて聞きました。
遠いところにいかれても、拙稿を見ていただければいいのですが。
ご冥福をお祈りします。
【編集者註】　林功三さんは「『心の教育』はいらない！市民会議」代表。
京大名誉教授（専攻はドイツ文化・社会史）。2007年逝去（享年79）。
日独の歴史認識・戦争責任のあり方の違いを研究。「…ことに日本の戦争責任と「戦後」への問いから、戦後ドイツの「過去の克服」を生涯のテーマとされてきました。」

（Ｃ）へいわ屋2007/12/22記　（PeaceMedia2008年3-4月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>（この原稿は、2007年末に戴いたものです。）</p>
<p>　PM読者の皆さん、こんにちは。<br />
年末に読まれる方、一年間ありがとうございました。<br />
年始に読まれる方、今年もよろしくお願いいたします。<span id="more-66"></span></p>
<p>　さて、本好きのへいわ屋ですが、最近はなかなかまとまって読書する時間が取れず、禁断症状気味に。で、新聞の新刊コーナー走り読みで渇を癒すこともしばしば。そんな中で気づきましたが、ここ２年ほどの間で「～の品格」というタイトルがとても多く出版されていますね。</p>
<p>テレビドラマにもありました。周囲でも、それ以前に比べると、気軽に口に出して使われるようになりました。個々の内容はともかく、こういうタイトルが連鎖的に発生するって、何かを意味しているように思えてなりません。</p>
<p>　みんな、「品格」に触れたり知ったりしたいのでしょうかね？それとも誰かが「品格」をはやらせたいのでしょうか？今になって急になぜでしょうね。</p>
<p>　へいわ屋はこの流れにナショナリズムを感じています。その安直な流行は「品格」の無さを物語っているように思います。</p>
<p>　へいわ屋だって、「品」という、眼に見えないものの存在は信じ、とても重い価値を置いています。「品」って茫洋として、でも確固として崩れないもの。数冊本を読んだだけでは到底身につかないもの。他者への熱い想いに支えられるもの。</p>
<p>　そう。得るのがとても難しい、価値あるものだと思うのです。「品」に骨格を与えて見えやすくした言い方。「品」に格付け（ランキング）をした言い方。それが昨今流行の「品格」の正体じゃないでしょうか。</p>
<p>　へいわ屋は皆に「品」をもって欲しい。へいわ屋の考える「品」とは『～の品格』のように、「他者と自分は違うんだ」という高慢な差異化や、緩やかな攻撃を含んだものではなく、優しきものです。</p>
<p>　エラい人におすがりして教えてもらうものではなく、自分で模索していつの間にか身につくものです。なにより、へいわ屋は品高くありたいです。</p>
<p>　*　　*　　*</p>
<p>【 追悼 】</p>
<p>　この原稿を書いている数日前、林功三さんの訃報を聞きました。へいわ屋は身近く行動することはありませんでしたが、一度重要な場面でご一緒する機会がありました。寒い大阪の街を、端然と歩いていかれる後姿を覚えています。権力に絶対なびかず、静かに理を説く。品ある方でした。へいわ屋漫筆をほめて頂いたことがあると、PM編集長から初めて聞きました。<br />
遠いところにいかれても、拙稿を見ていただければいいのですが。<br />
ご冥福をお祈りします。</p>
<p>【編集者註】　林功三さんは「『心の教育』はいらない！市民会議」代表。<br />
京大名誉教授（専攻はドイツ文化・社会史）。2007年逝去（享年79）。<br />
日独の歴史認識・戦争責任のあり方の違いを研究。「…ことに日本の戦争責任と「戦後」への問いから、戦後ドイツの「過去の克服」を生涯のテーマとされてきました。」</p>
<div class="pagebacknavi">
（Ｃ）へいわ屋2007/12/22記　（PeaceMedia2008年3-4月号掲載）
</div>
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	<xhtml:link rel="alternate" media="handheld" type="text/html" href="http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0803.html" />
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第11回　最近の若いもんは・・・！！</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0711.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0711.html#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 03 Nov 2007 21:17:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=67</guid>
		<description><![CDATA[　PM読者の皆さん、こんにちは。朝晩の冷気の中、どうかすると咲き後れた金木犀の花の香りがしたり、あえかな季節です。こんな空気の香りや冷たさに触れると、学校に通っていたころの文化祭の季節を思い出しませんか？
タレントなんかも学祭ツアーなぞをするらしいですよね。
皆様のへいわ屋もこの秋、ついに学祭デビューかもしれません。
嬉しいことに、ここ１ヶ月の間、高校生、大学生の方々から「学校祭で平和をアピールするブースを出したいので、協力を！」という要請があいついでいます。「いろんな人がへいわ屋をやったらいいのに」って思っていたへいわ屋はもちろん全力投入でバックアップしたい！学生さんとへいわ屋のタイアップ。去年まではあまりなかった動きです。
最近の若いもんも、彼らなりのやり方で模索してますよ。
彼らの勇気を邪魔しない、素敵な平和グッズを提供したいです。
スケジュールは

京都私立高校私学フェスティバル　（１１月１１日）
「平和局」の皆さんがフラッグ製作などの企画と共に、
へいわ屋の９ブローチを歩き売りしてくれます。
京都府立大学流木（なからぎ）祭　（１１月２３，２４日）
へいわ屋店長の母校で、後輩たちが初の出店！
凝ったディスプレイで両日の営業です。
９条世界会議　（２００８年５月６日）
大阪大学などの学生さんたち「新世代部会」によるオリジナルグッズ製作、頒布。世界会議にふさわしい、良いモノつくろうと、へいわ屋も一緒に頭ひねってます。

　　*　　*　　*
「エコバッグ製作所」　／　推薦人の部屋
★　最近へいわ屋店主は所長も兼ねています。
通称「中村エコバッグ」製作所の。
中村エコバッグは、来年二月の京都市長選挙に立候補する弁護士の中村和雄さんの応援グッズ。へいわ屋は中村弁護士の「推薦人」をしているので、応援グッズ製作も企画しました。「応援グッズも日常使えないとね」という趣旨に共感してくれるデザイナーさん３人の協力を得て、
政策をデザイン化した下の２種を販売中です。一個1000円。
お問い合わせやお申し込みは（ＦＡＸ ０７５・２１３・６５００）
（メール nakamuraecobag＠yahoo.co.jp ）までお願いします。






★　中村弁護士は、マニフェストの中に
「憲法９条をまもり、平和教育を充実させます」と明示しています。これにより、へいわ屋は中村弁護士を推薦しています。へいわ屋がつづるブログ
「推薦人の部屋」 http://kyo.heiwaya.com  も運営中なので、一度見に来てください！

（Ｃ）へいわ屋　2007年11月記　（PeaceMedia2007年12月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　PM読者の皆さん、こんにちは。朝晩の冷気の中、どうかすると咲き後れた金木犀の花の香りがしたり、あえかな季節です。こんな空気の香りや冷たさに触れると、学校に通っていたころの文化祭の季節を思い出しませんか？<br />
タレントなんかも学祭ツアーなぞをするらしいですよね。<br />
皆様のへいわ屋もこの秋、ついに学祭デビューかもしれません。<span id="more-67"></span></p>
<p>嬉しいことに、ここ１ヶ月の間、高校生、大学生の方々から「学校祭で平和をアピールするブースを出したいので、協力を！」という要請があいついでいます。「いろんな人がへいわ屋をやったらいいのに」って思っていたへいわ屋はもちろん全力投入でバックアップしたい！学生さんとへいわ屋のタイアップ。去年まではあまりなかった動きです。<br />
最近の若いもんも、彼らなりのやり方で模索してますよ。<br />
彼らの勇気を邪魔しない、素敵な平和グッズを提供したいです。<br />
スケジュールは</p>
<dl>
<dt>京都私立高校私学フェスティバル　（１１月１１日）</dt>
<dd>「平和局」の皆さんがフラッグ製作などの企画と共に、<br />
へいわ屋の９ブローチを歩き売りしてくれます。</dd>
<dt>京都府立大学流木（なからぎ）祭　（１１月２３，２４日）</dt>
<dd>へいわ屋店長の母校で、後輩たちが初の出店！<br />
凝ったディスプレイで両日の営業です。</dd>
<dt>９条世界会議　（２００８年５月６日）</dt>
<dd>大阪大学などの学生さんたち「新世代部会」によるオリジナルグッズ製作、頒布。世界会議にふさわしい、良いモノつくろうと、へいわ屋も一緒に頭ひねってます。</dd>
</dl>
<p>　　*　　*　　*</p>
<h3>「エコバッグ製作所」　／　推薦人の部屋</h3>
<p>★　最近へいわ屋店主は所長も兼ねています。<br />
通称「中村エコバッグ」製作所の。<br />
中村エコバッグは、来年二月の京都市長選挙に立候補する弁護士の中村和雄さんの応援グッズ。へいわ屋は中村弁護士の「推薦人」をしているので、応援グッズ製作も企画しました。「応援グッズも日常使えないとね」という趣旨に共感してくれるデザイナーさん３人の協力を得て、<br />
政策をデザイン化した下の２種を販売中です。一個1000円。<br />
お問い合わせやお申し込みは（ＦＡＸ ０７５・２１３・６５００）<br />
（メール nakamuraecobag＠yahoo.co.jp ）までお願いします。</p>
<table class="kiji" summary="「中村エコバッグ」画像。１列目アミダ籤柄。2列目ｆｏｒイラスト">
<tr>
<td class="kiji2" valign="top"><img src="http://new.peacemedia.jp/images/ecobag01.jpg" /></td>
<td class="kiji1" valign="top" align="center"><img src="http://new.peacemedia.jp/images/ecobag02.jpg" /></td>
</tr>
</table>
<p>★　中村弁護士は、マニフェストの中に<br />
「憲法９条をまもり、平和教育を充実させます」と明示しています。これにより、へいわ屋は中村弁護士を推薦しています。へいわ屋がつづるブログ<br />
<a href="http://kyo.heiwaya.com/" target="_blank">「推薦人の部屋」 http://kyo.heiwaya.com </a> も運営中なので、一度見に来てください！</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2007年11月記　（PeaceMedia2007年12月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第10回　焦土</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0708.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0708.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 30 Aug 2007 15:14:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=68</guid>
		<description><![CDATA[　読者の皆さん、残暑お見舞い申し上げます。
思えばあれも暑い夏。日雇いアルバイト労働の厳しさに呻吟しつつ、初めて｢へいわ屋漫筆｣の稿を埋めたのは、去年の夏。労働は辛く創造は楽しいことに変わりはないけれど、少しは仕事にも慣れ、バイト先には平和の話題を信頼しあいながら話せる仲間も出来始めてたりします。
いつもへいわ屋店主を激励してくださる皆さん！ありがとう！店主は去年よりずっと元気です！世界に吹く平和の風も、きっと店主と同じように元気になっていくはずです。皆さんが想いを寄せてくだされば。 
★　「夏には野坂昭如を読む！」と去年書きましたが、今年再び熟読したのは中沢啓治氏の『はだしのゲン』。小さいころ絶句しながら読んだ土台の上に、歴史観や大人の感情がのり、ひとしおの読み応えでした。店主の目下尊敬する人は、主人公の中岡元君です。
どうもへいわ屋にとって夏は特別な季節。夏バテでも平和活動なら頑張りたく思うのは、なぜでしょう。へいわ屋は（この欄でも何度か書きましたが）見も知らぬ、過去生きて戦争で亡くなった方々と、心の中で対話するからなのです。
　強い日ざし、熱風、蝉の声。これらを浴びて、焦土の中からむっくりと立ち現れてくるのは、戦禍に倒れた方々。彼らはへいわ屋の肩に取りすがります。でも別に怖くはない。彼らは細い腕でへいわ屋の肩を抱き、頭をなで、背を叩き、励ましてくれているから。
「お前は私の可愛い子供。平和な世のため、お前を守ってあげる。」
かすれた声でそう告げてくれているから。慰安婦、原爆投下、沖縄戦、終戦。これらの記憶は店主に伝わっています。多分どこかの首相や、元防衛省長官によりも。
★　お盆間近の店主の幻視はともかく…。
店主に素敵なお知り合いができました。イラストレーターのいとうようこさん。フルートと日本国憲法をこよなく愛する優しいお姉さんです。
愛に溢れた、幸せでたまらなくなる絵を描いてくださいます！絶対これから大活躍間違いナシ！（website: いとよこ http://itoyoco.web.fc2.com）
「絵を貸してください！」
突然の店主のお願いに快く４点も描き下ろして下さいました。絵葉書やバッジなど、グッズも沢山創られていて、預かるへいわ屋もパワーアップです！！
ご用命はへいわ屋まで☆

（Ｃ）へいわ屋　2007年8月記　（PeaceMedia2007年10-11月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　読者の皆さん、残暑お見舞い申し上げます。<br />
思えばあれも暑い夏。日雇いアルバイト労働の厳しさに呻吟しつつ、初めて｢へいわ屋漫筆｣の稿を埋めたのは、去年の夏。労働は辛く創造は楽しいことに変わりはないけれど、少しは仕事にも慣れ、バイト先には平和の話題を信頼しあいながら話せる仲間も出来始めてたりします。<span id="more-68"></span></p>
<p>いつもへいわ屋店主を激励してくださる皆さん！ありがとう！店主は去年よりずっと元気です！世界に吹く平和の風も、きっと店主と同じように元気になっていくはずです。皆さんが想いを寄せてくだされば。 </p>
<p>★　「夏には野坂昭如を読む！」と去年書きましたが、今年再び熟読したのは中沢啓治氏の『はだしのゲン』。小さいころ絶句しながら読んだ土台の上に、歴史観や大人の感情がのり、ひとしおの読み応えでした。店主の目下尊敬する人は、主人公の中岡元君です。</p>
<p>どうもへいわ屋にとって夏は特別な季節。夏バテでも平和活動なら頑張りたく思うのは、なぜでしょう。へいわ屋は（この欄でも何度か書きましたが）見も知らぬ、過去生きて戦争で亡くなった方々と、心の中で対話するからなのです。</p>
<p>　強い日ざし、熱風、蝉の声。これらを浴びて、焦土の中からむっくりと立ち現れてくるのは、戦禍に倒れた方々。彼らはへいわ屋の肩に取りすがります。でも別に怖くはない。彼らは細い腕でへいわ屋の肩を抱き、頭をなで、背を叩き、励ましてくれているから。<br />
「お前は私の可愛い子供。平和な世のため、お前を守ってあげる。」<br />
かすれた声でそう告げてくれているから。慰安婦、原爆投下、沖縄戦、終戦。これらの記憶は店主に伝わっています。多分どこかの首相や、元防衛省長官によりも。</p>
<p>★　お盆間近の店主の幻視はともかく…。<br />
店主に素敵なお知り合いができました。イラストレーターのいとうようこさん。フルートと日本国憲法をこよなく愛する優しいお姉さんです。<br />
愛に溢れた、幸せでたまらなくなる絵を描いてくださいます！絶対これから大活躍間違いナシ！（website: <a href="http://itoyoco.web.fc2.com" target="_blank">いとよこ http://itoyoco.web.fc2.com</a>）</p>
<p>「絵を貸してください！」</p>
<p>突然の店主のお願いに快く４点も描き下ろして下さいました。絵葉書やバッジなど、グッズも沢山創られていて、預かるへいわ屋もパワーアップです！！<br />
ご用命はへいわ屋まで☆</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2007年8月記　（PeaceMedia2007年10-11月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第９回　雑感（「俺は、君のためにこそ死にに行く」）</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0706.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0706.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 May 2007 12:41:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=70</guid>
		<description><![CDATA[　読者の皆さん、こんにちは。日差しも初夏めいてきました。
年中行事ではないけど、平和イベントも多くなってきていますね。一回々を大切に参加され、またご自身の健康にも留意頂ければと思います。
　さて、ひと月ほど前、新聞を読んでいたら眼に飛び込んできた映画の広告がありました。戦闘機の前に数人の日本青年兵たちが、優しそうな婦人を囲んで笑っています。兵の一人は子犬を抱いて。
あー、また特攻の映画か。この構図見た事あるな。知覧基地だったな。何々、東京都知事が「総指揮」とな。この人の好きそうな言い回しやな―。自分の指す方向に、民草が一糸乱れぬ行動でなびくのがお好みなんでしょうな。
そう、『俺は、君のためにこそ死ににいく』の宣伝です。このタイトルが、へいわ屋店主の頭から一ヶ月間離れません。映画の内容に関してはまだ見ていないので何も言えませんが、タイトルになんでこんなに引っかかるのだろう。ふとした折に考える事を繰り返すうちに、色々見えてきました。
　まず「俺は～死ににいく」と、確信的、意思的に「死に」に「いく」ことを断言した映画のタイトルは珍しいのではないでしょうか。生命の、あるいは創造性の永遠の沈黙である「死」。ここに意気込んでむかうらしい様子を描く映画だということを、このタイトルから予想し、店主は空恐ろしく予感するのでしょう。
侠気や情がいかに溢れていようとも、その時点で思考停止している、危険な雰囲気が漂っていると思ったのです。
推測するに、タイトルの「俺」は兵士で「君」はその愛する人なのでしょう。
「俺」は「君」を大好きで大切で、守りたいのです。
でも、もの凄い困難な状況下だから、「俺」はもう死ななきゃ「君」を守れない環境になっちゃってるのです。「俺」だって死ぬことは嫌だ。
でも仕方なく「君のためにこそ！…」と納得できる理由を見つけて飛び立つのです。「君」の側もその「俺」の気持ちを汲み取り、「俺」へ万感の想いを馳せて悲しみを断ち切っているのです。
　でも、ほんとに無念は、悲しみは断ち切れた？無理ですよね。ずっと悲しいはずです。大切な人と二度と会えなくなって、それでも嬉しかった人なんていないでしょう。この状況ってとても不幸なことではないですか？なんでそんな困難な異常事態に陥ったのでしょう？
…それは戦争だったから！
　実はへいわ屋店主は太平洋戦争における「特別攻撃隊」（いわゆる特攻隊）の存在に非常に関心があります。理由はいくつもありますが、やはりその隊員たちと店主の歳は近いから、というのが根本的な理由です。
人生の経験値や感受性が、自分とそう違わなかったであろう彼ら。
80年ほど生まれる時期がずれていたから、彼らは死に、自分は生きている。時系列を無視した言い方で、論理的におかしいが「貴方たちを生き延びさせられなくてごめんなさい」とも、心のどこかで思い、会ったこともない彼らに語りかけています。
彼らは「自分以外に誰がやる？健康な若い肉体をもち、また学問を身につけた自分の、それは責任だ。」と考えたのだと思われます。葛藤しつつも、克己し決断するその姿勢やプライドは、店主も尊敬しているのです。
これは否めない。ただし、その行く末が、自分や他者の「死」であっては決してならないのです。若者の意気や力は創造的なことにこそ使われるべきだと思います。国家や権力が馬鹿な国策や力ずくで、その方向を「死」へと捻じ曲げることを許したくはないのです。
「俺」よ。よく聞いて欲しい。死んではいけない。
かけがえのない「君」がいるなら、なおさら。
「君のため」と「死ぬ」はつながれてはいけないし、「こそ」なんて言葉で飾られてはいけない。「俺は死ににいく」なんて状態を未然に防ごう。
それこそ「俺」が「君のためにこそ」するべき第一等のことなんだ！
　これが店主の持論です。当たり前の事だけれども。

（Ｃ）へいわ屋　2007年5月記　（PeaceMedia2007年6-7月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>　読者の皆さん、こんにちは。日差しも初夏めいてきました。<br />
年中行事ではないけど、平和イベントも多くなってきていますね。一回々を大切に参加され、またご自身の健康にも留意頂ければと思います。</p>
<p>　さて、ひと月ほど前、新聞を読んでいたら眼に飛び込んできた映画の広告がありました。<span id="more-70"></span>戦闘機の前に数人の日本青年兵たちが、優しそうな婦人を囲んで笑っています。兵の一人は子犬を抱いて。<br />
あー、また特攻の映画か。この構図見た事あるな。知覧基地だったな。何々、東京都知事が「総指揮」とな。この人の好きそうな言い回しやな―。自分の指す方向に、民草が一糸乱れぬ行動でなびくのがお好みなんでしょうな。<br />
そう、『俺は、君のためにこそ死ににいく』の宣伝です。このタイトルが、へいわ屋店主の頭から一ヶ月間離れません。映画の内容に関してはまだ見ていないので何も言えませんが、タイトルになんでこんなに引っかかるのだろう。ふとした折に考える事を繰り返すうちに、色々見えてきました。</p>
<p>　まず「俺は～死ににいく」と、確信的、意思的に「死に」に「いく」ことを断言した映画のタイトルは珍しいのではないでしょうか。生命の、あるいは創造性の永遠の沈黙である「死」。ここに意気込んでむかうらしい様子を描く映画だということを、このタイトルから予想し、店主は空恐ろしく予感するのでしょう。<br />
侠気や情がいかに溢れていようとも、その時点で思考停止している、危険な雰囲気が漂っていると思ったのです。</p>
<p>推測するに、タイトルの「俺」は兵士で「君」はその愛する人なのでしょう。<br />
「俺」は「君」を大好きで大切で、守りたいのです。<br />
でも、もの凄い困難な状況下だから、「俺」はもう死ななきゃ「君」を守れない環境になっちゃってるのです。「俺」だって死ぬことは嫌だ。<br />
でも仕方なく「君のためにこそ！…」と納得できる理由を見つけて飛び立つのです。「君」の側もその「俺」の気持ちを汲み取り、「俺」へ万感の想いを馳せて悲しみを断ち切っているのです。</p>
<p>　でも、ほんとに無念は、悲しみは断ち切れた？無理ですよね。ずっと悲しいはずです。大切な人と二度と会えなくなって、それでも嬉しかった人なんていないでしょう。この状況ってとても不幸なことではないですか？なんでそんな困難な異常事態に陥ったのでしょう？<br />
…それは戦争だったから！</p>
<p>　実はへいわ屋店主は太平洋戦争における「特別攻撃隊」（いわゆる特攻隊）の存在に非常に関心があります。理由はいくつもありますが、やはりその隊員たちと店主の歳は近いから、というのが根本的な理由です。<br />
人生の経験値や感受性が、自分とそう違わなかったであろう彼ら。<br />
80年ほど生まれる時期がずれていたから、彼らは死に、自分は生きている。時系列を無視した言い方で、論理的におかしいが「貴方たちを生き延びさせられなくてごめんなさい」とも、心のどこかで思い、会ったこともない彼らに語りかけています。</p>
<p>彼らは「自分以外に誰がやる？健康な若い肉体をもち、また学問を身につけた自分の、それは責任だ。」と考えたのだと思われます。葛藤しつつも、克己し決断するその姿勢やプライドは、店主も尊敬しているのです。<br />
これは否めない。ただし、その行く末が、自分や他者の「死」であっては決してならないのです。若者の意気や力は創造的なことにこそ使われるべきだと思います。国家や権力が馬鹿な国策や力ずくで、その方向を「死」へと捻じ曲げることを許したくはないのです。</p>
<p>「俺」よ。よく聞いて欲しい。死んではいけない。<br />
かけがえのない「君」がいるなら、なおさら。<br />
「君のため」と「死ぬ」はつながれてはいけないし、「こそ」なんて言葉で飾られてはいけない。「俺は死ににいく」なんて状態を未然に防ごう。<br />
それこそ「俺」が「君のためにこそ」するべき第一等のことなんだ！</p>
<p>　これが店主の持論です。当たり前の事だけれども。</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2007年5月記　（PeaceMedia2007年6-7月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第8回　鳩は ふわりと</title>
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		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0704.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 22 Mar 2007 19:08:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=71</guid>
		<description><![CDATA[　読者の皆さん、こんにちは。
先日、久しぶりの休日に、へいわ屋店主が「何をしよう」「何の本を読もう」と考えていた午前中。ポストにコトッと入れられた一冊の冊子。購読している詩誌 『異郷』 が配達されてきました。何気なく封をきると、そこには代表、犬塚昭夫氏の訃報が載っていました。
一九六二年、長崎の漁師の島から大阪に移り、工場労働の傍ら創作を続けられた方です。反戦の詩もとても多いのです。へいわ屋店主は２年ほど前に、氏が制作された平和はがきや栞を仕入れ、しばらくへいわ屋の商品にさせてもらったことから知り合いました。
「六十年代、大都市の工場で労働しつつ、文学を行い続けた人」
「晩年大病を患うも、詩誌を発行し平和の詩を発表し続けた人」
こう書くだに伝わってくる彼のバイタリティは、店主の一つの指標でした。
「油にまみれた手」というフレーズは彼の詩によく出てきます。
しかし、鉄と油のみ匂い立つ詩風ではないところが魅力的。
「薔薇」
突きつけられた銃口に
これが平和ですと
指し示すもの

　やさしく、独りで、でも強く立ちつくす詩が店主を惹きつけて止みません。
「鳩」
おれには
鳩と遊んでいる暇はないんだと
男は言った
一日工場で働いて
休日も出勤して　油にまみれて
あとは寝るだけ
食べるだけ
男の未来は見えなかった
男は
ある日
小さい運河を渡る鳩を見た
こちらからあちらへ
工場のある側から
民家や木々の緑のある側へ
おれには
鳩と遊んでいる暇はないけれど
しかし鳩が
おれたちの未来を教えてくれるならば
鳩が
平和を守ってくれているというのならば
と男は
思いはじめた

　薔薇も鳩も犬塚氏の好きなモチーフ。
「ゼゼッポー」と鳴く、地味な山鳩を見ると、店主は氏のことを思い出すことでしょう。

（Ｃ）へいわ屋　2007年3月記　（PeaceMedia2007年5月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>　読者の皆さん、こんにちは。<br />
先日、久しぶりの休日に、へいわ屋店主が「何をしよう」「何の本を読もう」と考えていた午前中。ポストにコトッと入れられた一冊の冊子。購読している詩誌 『異郷』 が配達されてきました。何気なく封をきると、そこには代表、犬塚昭夫氏の訃報が載っていました。<span id="more-71"></span></p>
<p>一九六二年、長崎の漁師の島から大阪に移り、工場労働の傍ら創作を続けられた方です。反戦の詩もとても多いのです。へいわ屋店主は２年ほど前に、氏が制作された平和はがきや栞を仕入れ、しばらくへいわ屋の商品にさせてもらったことから知り合いました。</p>
<p>「六十年代、大都市の工場で労働しつつ、文学を行い続けた人」<br />
「晩年大病を患うも、詩誌を発行し平和の詩を発表し続けた人」<br />
こう書くだに伝わってくる彼のバイタリティは、店主の一つの指標でした。<br />
「油にまみれた手」というフレーズは彼の詩によく出てきます。<br />
しかし、鉄と油のみ匂い立つ詩風ではないところが魅力的。</p>
<blockquote><h3>「薔薇」</h3>
<p>突きつけられた銃口に<br />
これが平和ですと<br />
指し示すもの<br />
</blockquote>
<p>　やさしく、独りで、でも強く立ちつくす詩が店主を惹きつけて止みません。</p>
<blockquote><h3>「鳩」</h3>
<p>おれには<br />
鳩と遊んでいる暇はないんだと<br />
男は言った<br />
一日工場で働いて<br />
休日も出勤して　油にまみれて<br />
あとは寝るだけ<br />
食べるだけ<br />
男の未来は見えなかった</p>
<p>男は<br />
ある日<br />
小さい運河を渡る鳩を見た<br />
こちらからあちらへ<br />
工場のある側から<br />
民家や木々の緑のある側へ</p>
<p>おれには<br />
鳩と遊んでいる暇はないけれど<br />
しかし鳩が<br />
おれたちの未来を教えてくれるならば<br />
鳩が<br />
平和を守ってくれているというのならば<br />
と男は<br />
思いはじめた</p>
</blockquote>
<p>　薔薇も鳩も犬塚氏の好きなモチーフ。<br />
「ゼゼッポー」と鳴く、地味な山鳩を見ると、店主は氏のことを思い出すことでしょう。</p>
<div class="pagebacknavi">
（Ｃ）へいわ屋　2007年3月記　（PeaceMedia2007年5月号掲載）
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	</item>
		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第7回　ダヴィドはどこへ行った</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0703.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0703.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 01 Feb 2007 17:38:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=72</guid>
		<description><![CDATA[　65年前、ドイツはラドム州にいた、ダヴィドという子の日記を読んだ。
彼は14歳。「シオンの星印」の腕章を巻きSS（ナチス親衛隊）の徴収（という名の略奪）に苦しむ日々。農村のユダヤ人たちが、ナチスによる迫害の元、いかに過ごしたかがよみとれる。（都会っ子のアンネ・フランクの日記と好一対）インフレ、徴用、強制労働…。彼らを襲う苦境は引きも切らないが、人にとって何より耐え難いものは、やはり大切な人との別離のようだ。ダヴィドの父は辛くも帰ってきたが。
　この日記は1942年6月1日分の途中で突然途切れている。ダヴィドはここで居眠りをはじめたのだろうか。この日記帳がどこかへ紛れ込んでしまったのだろうか。それともダヴィドがどこかへ行ってしまったのか。
どこへ？
　店主は筑摩書房ノンフィクション全集28巻（昭和34年刊）で『ダヴィドの日記』を読んだが、この作品の前には 『アウシュビッツの5本の煙突』 『白バラは散らず』 が収録されていた。ユダヤ人強制収容所内の実際や、息詰まる戒厳令下でそれでも興った抵抗運動の記録がじっくり読める。
　戦時独裁下の民の不幸とはどうだったか、が、これ1冊でも多角的に読者の脳裏に刻まれる構成になっていて秀逸だ。
　ノンフィクション全集が刊行されたのが「全集モノ」の出版ラッシュだった時代だからだろうか。斬新な構成や読者サービスは画期的である。現在の出版にも、こんな「人間味ある努力の痕跡」が見てみたいと願う。
　この全集は古今東西の記録作品を集めた大部で、今ではよくバラ売りで古本屋に出ている。品余りなのか、たいてい1冊数百円程度で売られている。教養の値段として、あまりに安価ではないか。PM読者にもお勧めしたい。
　さて、28巻の最後には、日本の記録である『戦没学生の手記』が収められている。編者山下肇氏の言葉を引用して結びとしたい。

「読者たちが（中略）これ(注・戦没学生による手記)を読むとき、多少とも過去の戦争時代の日本に憧憬的な幻想を抱いたり、戦没学生の一人ひとりを軍国主義的な意味での英雄視したりすることによって、仮にも再び戦争への道をひらく動きの方向へ揺れ迷っていってはならないということである。」「学徒たちにとって、これ以上の冒涜はないのである。」
「当時の狂った環境の中でもなお冷静に人間的に思考しようとする知性の目覚め続けていることを、賢明に鋭く読みとってほしい。」
「戦争犯罪人たちがまたしても今日再び戦争挑発にのりだして、ファシズムの倫理を美化し、真実をゆがめ、過去を忘れさせようと躍起になっているのである。我々は過去を忘れず、それを未来の国民や人類の幸福のために強く生かし、真実を正しく守り伝えなければならない責任を持っている。」

　これがなんと昭和30年代に書かれた言葉なのだ！昨今の世情の中に生きる私たちへの、数十年をこえた檄文に聞こえはしまいか！

（Ｃ）へいわ屋　2007年2月記　（PeaceMedia2007年3-4月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　65年前、ドイツはラドム州にいた、ダヴィドという子の日記を読んだ。<br />
彼は14歳。「シオンの星印」の腕章を巻きSS（ナチス親衛隊）の徴収（という名の略奪）に苦しむ日々。農村のユダヤ人たちが、ナチスによる迫害の元、いかに過ごしたかがよみとれる。（都会っ子のアンネ・フランクの日記と好一対）<span id="more-72"></span>インフレ、徴用、強制労働…。彼らを襲う苦境は引きも切らないが、人にとって何より耐え難いものは、やはり大切な人との別離のようだ。ダヴィドの父は辛くも帰ってきたが。</p>
<p>　この日記は1942年6月1日分の途中で突然途切れている。ダヴィドはここで居眠りをはじめたのだろうか。この日記帳がどこかへ紛れ込んでしまったのだろうか。それともダヴィドがどこかへ行ってしまったのか。<br />
どこへ？</p>
<p>　店主は筑摩書房ノンフィクション全集28巻（昭和34年刊）で『ダヴィドの日記』を読んだが、この作品の前には 『アウシュビッツの5本の煙突』 『白バラは散らず』 が収録されていた。ユダヤ人強制収容所内の実際や、息詰まる戒厳令下でそれでも興った抵抗運動の記録がじっくり読める。</p>
<p>　戦時独裁下の民の不幸とはどうだったか、が、これ1冊でも多角的に読者の脳裏に刻まれる構成になっていて秀逸だ。</p>
<p>　ノンフィクション全集が刊行されたのが「全集モノ」の出版ラッシュだった時代だからだろうか。斬新な構成や読者サービスは画期的である。現在の出版にも、こんな「人間味ある努力の痕跡」が見てみたいと願う。</p>
<p>　この全集は古今東西の記録作品を集めた大部で、今ではよくバラ売りで古本屋に出ている。品余りなのか、たいてい1冊数百円程度で売られている。教養の値段として、あまりに安価ではないか。PM読者にもお勧めしたい。</p>
<p>　さて、28巻の最後には、日本の記録である『戦没学生の手記』が収められている。編者山下肇氏の言葉を引用して結びとしたい。</p>
<blockquote>
<p>「読者たちが（中略）これ(注・戦没学生による手記)を読むとき、多少とも過去の戦争時代の日本に憧憬的な幻想を抱いたり、戦没学生の一人ひとりを軍国主義的な意味での英雄視したりすることによって、仮にも再び戦争への道をひらく動きの方向へ揺れ迷っていってはならないということである。」「学徒たちにとって、これ以上の冒涜はないのである。」</p>
<p>「当時の狂った環境の中でもなお冷静に人間的に思考しようとする知性の目覚め続けていることを、賢明に鋭く読みとってほしい。」</p>
<p>「戦争犯罪人たちがまたしても今日再び戦争挑発にのりだして、ファシズムの倫理を美化し、真実をゆがめ、過去を忘れさせようと躍起になっているのである。我々は過去を忘れず、それを未来の国民や人類の幸福のために強く生かし、真実を正しく守り伝えなければならない責任を持っている。」</p>
</blockquote>
<p>　これがなんと昭和30年代に書かれた言葉なのだ！昨今の世情の中に生きる私たちへの、数十年をこえた檄文に聞こえはしまいか！</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2007年2月記　（PeaceMedia2007年3-4月号掲載）
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		<title>『へいわ屋漫筆』第6回　花</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0701.html</link>
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		<pubDate>Sat, 06 Jan 2007 19:51:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=73</guid>
		<description><![CDATA[　読者の皆さん、謹賀新年でございます。今年もへいわ屋は皆さんのそばで平和希求のメッセージを発信し続けたいです！
PM最新号がお手元に届く頃には椿の花が咲き初めているでしょうか。
この原稿を書いている今は、椿にはまだ早く、へいわ屋店主の周りにはあちこち山茶花（サザンカ）が咲いています。ほのかに香る（ご存知でした？）この花には懐かしい近しさを感じます。
店主が生まれ育った家の小さな庭の片隅に一本の山茶花があります。垣を隔てたすぐお隣の庭にも山茶花があります。ウチの木には、濃い紅の、しっかりした小さな花が咲きます。お隣のには夢見るように透ける薄桃色の大ぶりの花が咲きます。
まだちびっ子だった店主は、この時期、よく庭の隅にうずくまって
「いったいどっちがキレイなんだろ」って、ずいぶん考えてました。
今も考えます。答えはいまだに出ません。ずっと出ないかもしれません。
どっちもこよなく美しいですから。
昨今の教育をめぐる問題を想うにつけ、この山茶花を思い出しています。
「この色の、この大きさの花をつけなさい」
と木々に申しつけ、それを誘発する薬剤なんかも撒いちゃう。
そう咲かない木にはろくに水も光もあたえない…。
譬えるならこんなことを、改定後の教育基本法は定めているかのようです。
へいわ屋店主は、そんなことはしたくない。
どんな若木にも、水も光もたっぷり注いでみたい。
必要なら、店主が過ごしてきた風雪の経験談もちょっぴり。
そんで、いつか、様々な花を咲かせて欲しい。
店主の生家の二本の山茶花は、
今年も姉妹のように寄り添って、花を咲かせていました。

（Ｃ）へいわ屋　2007年1月記　（PeaceMedia2007年2月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>　読者の皆さん、謹賀新年でございます。今年もへいわ屋は皆さんのそばで平和希求のメッセージを発信し続けたいです！</p>
<p>PM最新号がお手元に届く頃には椿の花が咲き初めているでしょうか。<span id="more-73"></span><br />
この原稿を書いている今は、椿にはまだ早く、へいわ屋店主の周りにはあちこち山茶花（サザンカ）が咲いています。ほのかに香る（ご存知でした？）この花には懐かしい近しさを感じます。</p>
<p>店主が生まれ育った家の小さな庭の片隅に一本の山茶花があります。垣を隔てたすぐお隣の庭にも山茶花があります。ウチの木には、濃い紅の、しっかりした小さな花が咲きます。お隣のには夢見るように透ける薄桃色の大ぶりの花が咲きます。</p>
<p>まだちびっ子だった店主は、この時期、よく庭の隅にうずくまって<br />
「いったいどっちがキレイなんだろ」って、ずいぶん考えてました。<br />
今も考えます。答えはいまだに出ません。ずっと出ないかもしれません。<br />
どっちもこよなく美しいですから。</p>
<p>昨今の教育をめぐる問題を想うにつけ、この山茶花を思い出しています。</p>
<p>「この色の、この大きさの花をつけなさい」<br />
と木々に申しつけ、それを誘発する薬剤なんかも撒いちゃう。<br />
そう咲かない木にはろくに水も光もあたえない…。<br />
譬えるならこんなことを、改定後の教育基本法は定めているかのようです。<br />
へいわ屋店主は、そんなことはしたくない。<br />
どんな若木にも、水も光もたっぷり注いでみたい。<br />
必要なら、店主が過ごしてきた風雪の経験談もちょっぴり。<br />
そんで、いつか、様々な花を咲かせて欲しい。</p>
<p>店主の生家の二本の山茶花は、<br />
今年も姉妹のように寄り添って、花を咲かせていました。</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2007年1月記　（PeaceMedia2007年2月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第5回　詩　&#8221;KUROSAWA (with me)&#8221;</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0612.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0612.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 28 Nov 2006 20:12:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
		<category><![CDATA[Tシャツ]]></category>
		<category><![CDATA[ピースグッズ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=74</guid>
		<description><![CDATA[黒澤明がやって来て　僕にちょこっと来いという
 スピルバーグと一緒に撮ったあそこに連れてくれるって
だから、肩をいからせながらついて行く。
そのうちガードの下をくぐるのだけど、
あとからあとからついてくる、軍靴の音がついて来る
真っ青な顔死人の顔
「済まない　済まない　お前たちは死んだんだ
お国のためだと煽られて
お母さんのこと思いながら
お母さんがつくったおはぎが食べたい
と言いながら
お前たちはピストルの弾で、砲弾のカケラで
身体を、頭を、眼を剥られて死んだんだ」
「自分たちは、、自分たちは」
花嫁、食卓、コーヒー牛乳、
テーブルクロスにミルクカフェオレ、
天皇陛下、それからホワイトハウス
だけれども、お前たちは死んだんだ
お国のために死んだんだ
「ぜんたーい、止まれ」
目と目が合うよ。けれど、もう何も言わない。お互いに何も
「まわれー、右」
軍靴の音が遠ざかる　ガードの下をくぐり抜け
あの世に向かって行進して行く。
黒澤は僕に生きろと言った
僕らに向かって生きろと言った。

　　*　　*　　*
　PM読者の皆さん、こんにちは。いきなり詩を一編読んで頂きました。
あいにくへいわ屋主人の作ではございません。
友達のYさんが、ある日ぽいっと「戦争と平和の詩ー書いたで」と言って手渡してくれた詩、「KUROSAWA(with me)」です。Yさんは映像製作を専攻されていた人。さすが立体感緊迫感ある詩だと感銘をうけました。
　何より、日頃制作に没頭して、特に平和活動をされてるというわけでもないこの人が、突然こんな詩を書いてくれたのが嬉しくて、この場で発表させて頂きました。（「〆切間近になっても自分の原稿書けてなかったからでは？！」ってな突っ込みはナシね、編集長？）
　これは、へいわ屋があれやこれやと平和の大切さを説き、ばたばたとへいわ屋活動をやってる影響に違いない…と思っちゃったり。皆さんも周りに居られる芸術（愛好）家にコンタクトを取って平和の作品を創ってもらってみませんか？
　あ、このYさん、へいわ屋のTシャツを着て鴨川端をジョギングしてくれるそうなので、見かけたら「あー居るわ」と見守って下さい。
もちろん詩の感想を話してあげると喜びそうです。

（Ｃ）へいわ屋　2006年11月記　（PeaceMedia2007年1月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<blockquote><p>黒澤明がやって来て　僕にちょこっと来いという<br />
 スピルバーグと一緒に撮ったあそこに連れてくれるって</p>
<p>だから、肩をいからせながらついて行く。<span id="more-74"></span></p>
<p>そのうちガードの下をくぐるのだけど、<br />
あとからあとからついてくる、軍靴の音がついて来る</p>
<p>真っ青な顔死人の顔<br />
「済まない　済まない　お前たちは死んだんだ<br />
お国のためだと煽られて<br />
お母さんのこと思いながら<br />
お母さんがつくったおはぎが食べたい<br />
と言いながら</p>
<p>お前たちはピストルの弾で、砲弾のカケラで<br />
身体を、頭を、眼を剥られて死んだんだ」</p>
<p>「自分たちは、、自分たちは」</p>
<p>花嫁、食卓、コーヒー牛乳、<br />
テーブルクロスにミルクカフェオレ、<br />
天皇陛下、それからホワイトハウス<br />
だけれども、お前たちは死んだんだ<br />
お国のために死んだんだ</p>
<p>「ぜんたーい、止まれ」<br />
目と目が合うよ。けれど、もう何も言わない。お互いに何も</p>
<p>「まわれー、右」</p>
<p>軍靴の音が遠ざかる　ガードの下をくぐり抜け<br />
あの世に向かって行進して行く。</p>
<p>黒澤は僕に生きろと言った<br />
僕らに向かって生きろと言った。</p>
</blockquote>
<p>　　*　　*　　*</p>
<p>　PM読者の皆さん、こんにちは。いきなり詩を一編読んで頂きました。<br />
あいにくへいわ屋主人の作ではございません。<br />
友達のYさんが、ある日ぽいっと「戦争と平和の詩ー書いたで」と言って手渡してくれた詩、「KUROSAWA(with me)」です。Yさんは映像製作を専攻されていた人。さすが立体感緊迫感ある詩だと感銘をうけました。</p>
<p>　何より、日頃制作に没頭して、特に平和活動をされてるというわけでもないこの人が、突然こんな詩を書いてくれたのが嬉しくて、この場で発表させて頂きました。（「〆切間近になっても自分の原稿書けてなかったからでは？！」ってな突っ込みはナシね、編集長？）</p>
<p>　これは、へいわ屋があれやこれやと平和の大切さを説き、ばたばたとへいわ屋活動をやってる影響に違いない…と思っちゃったり。皆さんも周りに居られる芸術（愛好）家にコンタクトを取って平和の作品を創ってもらってみませんか？</p>
<p>　あ、このYさん、へいわ屋のTシャツを着て鴨川端をジョギングしてくれるそうなので、見かけたら「あー居るわ」と見守って下さい。<br />
もちろん詩の感想を話してあげると喜びそうです。</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2006年11月記　（PeaceMedia2007年1月号掲載）
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		<item>
		<title>『へいわ屋漫筆』第4回　握手</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0611.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0611.html#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 25 Oct 2006 16:26:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
		<category><![CDATA[Tシャツ]]></category>
		<category><![CDATA[ピースグッズ]]></category>

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		<description><![CDATA[　ＰＭ読者の皆さん、こんにちは。
秋の平和行事が目白押しで、締め切りを延ばしてもらったへいわ屋店主です。１０月１５日に行われた「ゆにかる祭」という多文化共生がテーマのお祭りにも、新作Ｔシャツを引っさげ参加することが出来ました。
へいわ屋の大切なデザイナーＳ氏（後日紹介予定）のデザインです。




へいわ屋 Tシャツ
&#8220;No Peace, No Life&#8221;
おかげさまで好評発売中！
半袖 1500円
長袖 1700円
【カラー：４種類】
　ベビーピンク、
　ベビーブルー、
　生成り、　黒



　色だしにこだわったので、工場から届いたのが祭りの２日前。おかげさまでなかなかの人気を頂戴しています。買ってくださった方ありがとう！！
　ゆにかる祭では、たくさんの人と「握手」をしました。普段、握手をする機会はあまりないので新鮮な気持ちです。店主が平和的活動をぼちぼちとやるようになったきっかけ（の一つ）にも、ある印象的な「握手」があります。
　あるデモに参加した日、集合場所で誘導をしていると、やはり参加されるらしい初老の男性が通り過ぎながら、「若い人らに頑張って貰わななぁ」としみじみと呟かれていました。「頑張るよ」という気持ちをこめて「おじさん握手して下さい」と言ったら、少し驚かれたようですが、店主の手を取って下さいました。その握手は驚くほど力強い、しっかりとした握手でした。店主はそれまで握手といえば、軽く手を握ってシャカシャカと振る、儀礼的なものという先入観があったので、この男性の握手にとても驚いたのを覚えています。店主も思わず強く握り返していたようです。「わしら戦争を体験してるからなあ」そう言いつつ遠ざかっていくおじさんは、確かに少し涙ぐんでおられました。
　名も知らぬ人との、数十秒の出来事でしたが、あの握手の強さは今も記憶に残っているし、へいわ屋の原動力になっているのです。
　さて、ゆにかる祭で握手できた人たちの中には、はるばるやってきてくれた、名古屋のへいわやさんがおられます。
今月の「へいわ屋オ友ダチ」コーナーでは、彼を紹介させて頂きましょう。
　　*　　*　　*
「へいわ屋オ友ダチ」　「Pacetteria＝へいわや」さん
　大きな眼が印象的な彼は、名古屋で「へいわな空間」をつくるべく活躍中の「Pacetteria＝へいわや」さん。奇しくも「へいわ屋」と名前がほぼ同じなのも何かのご縁でしょう。虹色の小さな平和メッセージシールを製作してコンビニやレストランに設置したり、メルマガを発行したり。平和をテーマにした演劇の俳優さんでもある彼は「へいわ屋」と同じく、自分の考えで、自分の行動をおこなっておられます。
　「Pacetteria(パチェッテリア)はpace（イタリア語で平和）とterria（お店）を合わせた造語。パン屋のpanettriaのように。平和もパンと同じように生活に欠かせないものですね。」
　「そこへの参加者はみなpacetterie（パチェッティエーレ。へいわや）さん。はずかしがりや、寂しがりやetc.のように、平和の好きな人はへいわやさんなんですよ。」という言葉に感心したへいわ屋店主です。
ＨＰも見に行って見てください！
http://pacetteria.spaces.live.com/
　　*　　*　　*
（*「Tシャツ」デザイン画像について・お断り：　ウェブ掲載に際して、データを圧縮しているため、実物よりも粗くなっています。何卒ご了承ください。）

（Ｃ）へいわ屋　2006年10月記　（PeaceMedia2006年11-12月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>　ＰＭ読者の皆さん、こんにちは。<br />
秋の平和行事が目白押しで、締め切りを延ばしてもらったへいわ屋店主です。１０月１５日に行われた「ゆにかる祭」という多文化共生がテーマのお祭りにも、新作Ｔシャツを引っさげ参加することが出来ました。<span id="more-80"></span><br />
へいわ屋の大切なデザイナーＳ氏（後日紹介予定）のデザインです。</p>
<table class="kiji" summary="へいわ屋Tシャツ。1列目がロゴ、2列目が説明">
<tr>
<td class="kiji1" valign="top"><img src="http://new.peacemedia.jp/images/nopeace2.jpg" /></td>
<td class="kiji2" valign="top">
<h3>へいわ屋 Tシャツ<br />
&#8220;No Peace, No Life&#8221;</h3>
<p>おかげさまで好評発売中！<br />
半袖 1500円<br />
長袖 1700円</p>
<p>【カラー：４種類】<br />
　ベビーピンク、<br />
　ベビーブルー、<br />
　生成り、　黒</p>
</td>
</tr>
</table>
<p>　色だしにこだわったので、工場から届いたのが祭りの２日前。おかげさまでなかなかの人気を頂戴しています。買ってくださった方ありがとう！！</p>
<p>　ゆにかる祭では、たくさんの人と「握手」をしました。普段、握手をする機会はあまりないので新鮮な気持ちです。店主が平和的活動をぼちぼちとやるようになったきっかけ（の一つ）にも、ある印象的な「握手」があります。</p>
<p>　あるデモに参加した日、集合場所で誘導をしていると、やはり参加されるらしい初老の男性が通り過ぎながら、「若い人らに頑張って貰わななぁ」としみじみと呟かれていました。「頑張るよ」という気持ちをこめて「おじさん握手して下さい」と言ったら、少し驚かれたようですが、店主の手を取って下さいました。その握手は驚くほど力強い、しっかりとした握手でした。店主はそれまで握手といえば、軽く手を握ってシャカシャカと振る、儀礼的なものという先入観があったので、この男性の握手にとても驚いたのを覚えています。店主も思わず強く握り返していたようです。「わしら戦争を体験してるからなあ」そう言いつつ遠ざかっていくおじさんは、確かに少し涙ぐんでおられました。</p>
<p>　名も知らぬ人との、数十秒の出来事でしたが、あの握手の強さは今も記憶に残っているし、へいわ屋の原動力になっているのです。</p>
<p>　さて、ゆにかる祭で握手できた人たちの中には、はるばるやってきてくれた、名古屋のへいわやさんがおられます。<br />
今月の「へいわ屋オ友ダチ」コーナーでは、彼を紹介させて頂きましょう。</p>
<p>　　*　　*　　*</p>
<h3>「へいわ屋オ友ダチ」　「Pacetteria＝へいわや」さん</h3>
<p>　大きな眼が印象的な彼は、名古屋で「へいわな空間」をつくるべく活躍中の「Pacetteria＝へいわや」さん。奇しくも「へいわ屋」と名前がほぼ同じなのも何かのご縁でしょう。虹色の小さな平和メッセージシールを製作してコンビニやレストランに設置したり、メルマガを発行したり。平和をテーマにした演劇の俳優さんでもある彼は「へいわ屋」と同じく、自分の考えで、自分の行動をおこなっておられます。</p>
<p>　「Pacetteria(パチェッテリア)はpace（イタリア語で平和）とterria（お店）を合わせた造語。パン屋のpanettriaのように。平和もパンと同じように生活に欠かせないものですね。」</p>
<p>　「そこへの参加者はみなpacetterie（パチェッティエーレ。へいわや）さん。はずかしがりや、寂しがりやetc.のように、平和の好きな人はへいわやさんなんですよ。」という言葉に感心したへいわ屋店主です。</p>
<p>ＨＰも見に行って見てください！<br />
<a href="http://pacetteria.spaces.live.com/" target="_blank">http://pacetteria.spaces.live.com/</a></p>
<p>　　*　　*　　*</p>
<p>（*「Tシャツ」デザイン画像について・お断り：　ウェブ掲載に際して、データを圧縮しているため、実物よりも粗くなっています。何卒ご了承ください。）</p>
<div class="pagebacknavi">
（Ｃ）へいわ屋　2006年10月記　（PeaceMedia2006年11-12月号掲載）
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		<title>『へいわ屋漫筆』第3回　装い</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0610.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0610.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 26 Sep 2006 17:29:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>
		<category><![CDATA[憲法九条]]></category>

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		<description><![CDATA[　ＰＭ読者の皆さん、こんにちは。
涼風立つようになりましたが如何お過ごしでしょうか。道行く人の服装も、ついこの間までのカラフルな軽装から、秋らしいものに変わっていますね。ブドウ色や茶色を見ると「秋！」って思うのはなぜでしょうね。
「平和」を思い起こす色ってないかしら、なんて考えてしまいます。
へいわグッズのへいわ屋としては！！
　「装い」について強い印象を受けた日がありましたので、お話しさせてください。八月末に宝が池の国際会議場で「世界宗教者平和会議」がもたれたことをご記憶の方もあるかと思います。店主は会場手伝い係として、会期中の一日、ホールの中に居たのです。世界各地の方がそれぞれの正装で参加されていて、会場狭しと行き交う様子は壮観でした。「各国の古代、中世、近現代の人が一堂に会してる！」といった様子です。
（以下、店主の疾走する想像に基づく描写です。
細部が正確とは限らない）
・　まるでアルザス地方の修道院から千年に一度下山してこられたかのような、西洋の僧服をまとった、静かな青い目、白い長い髭の男性。
・　辺りを払うかのようなボリューム感の純白のカフタン、ターバン、もくもくと巻いた髭の中東の男性。
・　鮮やかなターバンを巻いた大柄なアフリカ系女性の一群。
　また、「幾多の内乱を民衆と共に生き抜いてきた」という風貌の東南アジア系男性の、日に焼けた鋭い眼差しも印象に残っています。
　人の流れに沿って視点を上に向けていると、目にも彩なるかぶり物が次々目に入ってきます。大黒さんのような大頭巾、小さなムスリム帽、うず高いターバン、薄絹のベール、そうこうしている内にキラキラ光る冠まで通り過ぎ、目が眩みそうでした。
　眼、髪、肌の色、体格の特徴も皆違います。纏っている衣は、その主にこそいちばんよく似合うようです。こうした方々が体育館のような大食堂で、同時に和やかに食事している様子は、何と稀有な光景でしょう。何という努力に裏付けられた平和な光景でしよう！それを見られたのは、世界の秘宝を集めた宝石箱を一瞬開けたかのような、晴れやかな経験でした。
　さて、宗教者各位の集いを、時ならぬファッションショーの観客のように眺めていた店主ですが、別な場でショーに出たこともあるのですよ。
　昨年九月、神戸では「９条ファッションショー」が大規模に行われました。店主もそこに得々として出演していたのです。このイベントのすごいところは誰でもモデルになれるところ！本格的なヘアメイクや振り付けをしてもらえてめちゃめちゃ楽しいのですよ。
　主催者の井澤さんは店主のお友達ですが、今年も十一月三日に「はばたけ９条の心」を催されます。（下記「へいわ屋オ友ダチ」参照）
今年の「９条ファッションショー」では、ダンスやゴスペル、各国の民族衣装も取り入れたストーリー性あるショーが行われる予定だそうです。目下、出演者や協力者（共に老若男女国籍不問）を大募集中です。民族衣装をお持ちの方、貸してあげて下さいませんか？そして出演しに行きませんか？
　憲法９条の堅持は日本のみならず世界の平和に与するところが大きいと、へいわ屋は考えますので、このイベントを非常に楽しみにしています。
　十一月三日、「何をして過ごそうかな」って思っているアナタ、平和実現で世界と手をつなぐ、そのメッセージを発信しに、神戸に行ってみませんか？
　　*　　*　　*
「へいわ屋オ友ダチ」　井澤美穂さん
　神戸を中心に、数千人規模の楽しい９条の集会を企画するパワフルな女性。参加者、協力者を「楽しま」せ、憲法９条の意味合いを知らせるセンスはピカイチで、店主、大いにリスペクト！志を共にする素敵な男性と７月に「９条結婚式」を挙げちゃった（！）幸せモンです。
★美穂さんから一言。
　「１１/３ 神戸ワールド記念ホールで はばたけ！９条の心 というイベントを行い、９条ダンスファッションショーもする事になりました。神戸大学のダンスチーム（２００名くらい？）と繋がれそうでファッションショー、出てもらえそうです。モデルさん、音楽、ダンスチーム、後、テーマのあるファッションショーにするために、民族衣装貸してくれる人、着て出てくれる人大募集です！
　それから外国人のモデル、子供モデル大大募集！！皆さん周りの人に声かけて下さい。今のところ民族衣装は日本、韓国、中国は揃ってます。親子モデルもしてくれる人３組くらい見つかってます。皆さんのご協力なしに９条ファッションショーは成功しません。どうぞよろしくお願いします。」
【問合】　９条の心実行委員会　http://home1.netpalace.jp/article9/
　〒６５０-００２５ 神戸市中央区相生町４-３-１ 神戸ストークビル９０１号
　ＴＥＬ：０７８-３６１-９９９０（FAX兼用）

（Ｃ）へいわ屋　2006年9月記　（PeaceMedia2006年10-11月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>　ＰＭ読者の皆さん、こんにちは。<br />
涼風立つようになりましたが如何お過ごしでしょうか。道行く人の服装も、ついこの間までのカラフルな軽装から、秋らしいものに変わっていますね。ブドウ色や茶色を見ると「秋！」って思うのはなぜでしょうね。<br />
「平和」を思い起こす色ってないかしら、なんて考えてしまいます。<br />
へいわグッズのへいわ屋としては！！<span id="more-81"></span></p>
<p>　「装い」について強い印象を受けた日がありましたので、お話しさせてください。八月末に宝が池の国際会議場で「世界宗教者平和会議」がもたれたことをご記憶の方もあるかと思います。店主は会場手伝い係として、会期中の一日、ホールの中に居たのです。世界各地の方がそれぞれの正装で参加されていて、会場狭しと行き交う様子は壮観でした。「各国の古代、中世、近現代の人が一堂に会してる！」といった様子です。</p>
<p>（以下、店主の疾走する想像に基づく描写です。<br />
細部が正確とは限らない）</p>
<p>・　まるでアルザス地方の修道院から千年に一度下山してこられたかのような、西洋の僧服をまとった、静かな青い目、白い長い髭の男性。</p>
<p>・　辺りを払うかのようなボリューム感の純白のカフタン、ターバン、もくもくと巻いた髭の中東の男性。</p>
<p>・　鮮やかなターバンを巻いた大柄なアフリカ系女性の一群。</p>
<p>　また、「幾多の内乱を民衆と共に生き抜いてきた」という風貌の東南アジア系男性の、日に焼けた鋭い眼差しも印象に残っています。</p>
<p>　人の流れに沿って視点を上に向けていると、目にも彩なるかぶり物が次々目に入ってきます。大黒さんのような大頭巾、小さなムスリム帽、うず高いターバン、薄絹のベール、そうこうしている内にキラキラ光る冠まで通り過ぎ、目が眩みそうでした。</p>
<p>　眼、髪、肌の色、体格の特徴も皆違います。纏っている衣は、その主にこそいちばんよく似合うようです。こうした方々が体育館のような大食堂で、同時に和やかに食事している様子は、何と稀有な光景でしょう。何という努力に裏付けられた平和な光景でしよう！それを見られたのは、世界の秘宝を集めた宝石箱を一瞬開けたかのような、晴れやかな経験でした。</p>
<p>　さて、宗教者各位の集いを、時ならぬファッションショーの観客のように眺めていた店主ですが、別な場でショーに出たこともあるのですよ。</p>
<p>　昨年九月、神戸では「９条ファッションショー」が大規模に行われました。店主もそこに得々として出演していたのです。このイベントのすごいところは誰でもモデルになれるところ！本格的なヘアメイクや振り付けをしてもらえてめちゃめちゃ楽しいのですよ。</p>
<p>　主催者の井澤さんは店主のお友達ですが、今年も十一月三日に「はばたけ９条の心」を催されます。（下記「へいわ屋オ友ダチ」参照）<br />
今年の「９条ファッションショー」では、ダンスやゴスペル、各国の民族衣装も取り入れたストーリー性あるショーが行われる予定だそうです。目下、出演者や協力者（共に老若男女国籍不問）を大募集中です。民族衣装をお持ちの方、貸してあげて下さいませんか？そして出演しに行きませんか？</p>
<p>　憲法９条の堅持は日本のみならず世界の平和に与するところが大きいと、へいわ屋は考えますので、このイベントを非常に楽しみにしています。</p>
<p>　十一月三日、「何をして過ごそうかな」って思っているアナタ、平和実現で世界と手をつなぐ、そのメッセージを発信しに、神戸に行ってみませんか？</p>
<p>　　*　　*　　*</p>
<h3>「へいわ屋オ友ダチ」　井澤美穂さん</h3>
<p>　神戸を中心に、数千人規模の楽しい９条の集会を企画するパワフルな女性。参加者、協力者を「楽しま」せ、憲法９条の意味合いを知らせるセンスはピカイチで、店主、大いにリスペクト！志を共にする素敵な男性と７月に「９条結婚式」を挙げちゃった（！）幸せモンです。</p>
<p>★美穂さんから一言。</p>
<p>　「１１/３ 神戸ワールド記念ホールで はばたけ！９条の心 というイベントを行い、９条ダンスファッションショーもする事になりました。神戸大学のダンスチーム（２００名くらい？）と繋がれそうでファッションショー、出てもらえそうです。モデルさん、音楽、ダンスチーム、後、テーマのあるファッションショーにするために、民族衣装貸してくれる人、着て出てくれる人大募集です！<br />
　それから外国人のモデル、子供モデル大大募集！！皆さん周りの人に声かけて下さい。今のところ民族衣装は日本、韓国、中国は揃ってます。親子モデルもしてくれる人３組くらい見つかってます。皆さんのご協力なしに９条ファッションショーは成功しません。どうぞよろしくお願いします。」</p>
<p>【問合】　９条の心実行委員会　<a href="http://home1.netpalace.jp/article9/" target="_blank">http://home1.netpalace.jp/article9/</a><br />
　〒６５０-００２５ 神戸市中央区相生町４-３-１ 神戸ストークビル９０１号<br />
　ＴＥＬ：０７８-３６１-９９９０（FAX兼用）</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2006年9月記　（PeaceMedia2006年10-11月号掲載）
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		<title>『へいわ屋漫筆』第2回　へいわ屋読書感想文</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0609.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0609.html#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 23 Aug 2006 17:50:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

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		<description><![CDATA[　ＰＭ読者の皆さん、こんにちは。
暑い日々をいかが過ごされましたか？広島、長崎に赴き、追悼された方もおられるでしょう。地域の平和の集いに尽力された方も多いでしょう。夏、平和を希んで過ごされた方に敬意を表します。
　へいわ屋店主はどう過ごしていたかといいますと…。
平和グッズをぼちぼちとつくるかたわら、ひたすら本を読んでいました。ちょっと変わってるかもしれませんが、店主には、季節によって読みたくなる本があるのです。多分一番初めに出会った季節と関係しているのでしょう。
　ともかく、「へいわ屋夏の必読書」は、どうしても『火垂るの墓』はじめ、野坂昭如氏の著作ということになるのです。今年はついに野坂昭如全集を読み終えることができました。
　氏の作品は、店主にとってなぜか非常に身近に思えるのです。テーマに「戦争」をはじめとした大惨事、世代をこえた確執を扱っていても。懐かしささえ感じてしまいます。それは多分「関西人の」「リアルな」目を通して描かれているからではないでしょうか。登場人物は皆、店主の耳になじんだ関西弁を話し、ウソのない感情や行動を見せるからでしょう。
野坂氏は多作な人ですが、どの作も、例えば店主が入り込んだとしても、普通に登場人物として動いていそうな、空恐ろしいリアリズムがあります。
　でも「身近に思える」だけでこんなに引き込まれることがあるでしょうか。それをしばらく考えていて思い当たりました。店主は野坂氏の作品を読むことで、戦時を実体験してきた人の「記憶」を共有できそうだと期待してるから、なのでしょう。読めば「あの時」どんな心持だったのか、リアルに体感することができるように思うのです。
　当時若かった人、子供だった人、親だった人、老いていた人…それぞれに今の自分を重ねてしまいます。つながりや近しさを感じるのです。開戦、軍国社会への変貌、空腹、貧困、出征、別離、空襲、被爆、終戦、戦後の安堵や混乱。そういった事柄がどんな記憶として人々に刻まれたか、ひたすら知りたくて、店主は野坂氏の作品を読みに読みます。
　正直に言うと、「戦時を知らなきゃ」という義務感第一で読んでいるわけではないのです。店主は常々「私ならその時どう生きただろ」と自問しているのです。当時の二十何歳の人と、今の店主が、時空が捻れでもして出会ったら、対等に話ができるかしら。
　そうした日が来ないでもないから（笑）本の中で思う存分追体験し、頁の中で戦前戦中戦後を生きてみているのです。
（ああ、時空を捻らずとも、今なら当時の２０代の人と話もできるし握手もできますね。直接戦争体験をお聴きするのも、店主は非常に有意義に思っています。）
　戦後、自らの記憶をペンに託し、蜘蛛が糸を吐くように数々の傑作を繰り述べてきた野坂氏。小学生のとき 『火垂るの墓』に出会って以来、店主はその蜘蛛の巣から離れがたいのです。そんな野坂昭如氏の作品の中から、皆さんにお勧めしたい作を挙げて、へいわ屋の夏の課題の提出としましょう。
　　*　　*　　*
『戦争童話集』　（野坂昭如：著　中公文庫）
　野坂氏には異色の童話集です。非常に読みやすいので、子供さんも大人の方も味読していただきたい一冊です。「大人の世界」を知り尽くし、書き尽くしている野坂氏が、あえて （彼の特徴的な） 煩雑な表現をそぎ落とし、平明清澄に描いた短編集。けれども、だからこそ、胸に迫る感動がすごい。薄い一冊ですが、へいわ屋は何度も本を伏せてため息をついていました。

（Ｃ）へいわ屋　2006年8月記　（PeaceMedia2006年9-10月号掲載）


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]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　ＰＭ読者の皆さん、こんにちは。<br />
暑い日々をいかが過ごされましたか？広島、長崎に赴き、追悼された方もおられるでしょう。地域の平和の集いに尽力された方も多いでしょう。夏、平和を希んで過ごされた方に敬意を表します。<span id="more-82"></span></p>
<p>　へいわ屋店主はどう過ごしていたかといいますと…。<br />
平和グッズをぼちぼちとつくるかたわら、ひたすら本を読んでいました。ちょっと変わってるかもしれませんが、店主には、季節によって読みたくなる本があるのです。多分一番初めに出会った季節と関係しているのでしょう。</p>
<p>　ともかく、「へいわ屋夏の必読書」は、どうしても『火垂るの墓』はじめ、野坂昭如氏の著作ということになるのです。今年はついに野坂昭如全集を読み終えることができました。</p>
<p>　氏の作品は、店主にとってなぜか非常に身近に思えるのです。テーマに「戦争」をはじめとした大惨事、世代をこえた確執を扱っていても。懐かしささえ感じてしまいます。それは多分「関西人の」「リアルな」目を通して描かれているからではないでしょうか。登場人物は皆、店主の耳になじんだ関西弁を話し、ウソのない感情や行動を見せるからでしょう。<br />
野坂氏は多作な人ですが、どの作も、例えば店主が入り込んだとしても、普通に登場人物として動いていそうな、空恐ろしいリアリズムがあります。</p>
<p>　でも「身近に思える」だけでこんなに引き込まれることがあるでしょうか。それをしばらく考えていて思い当たりました。店主は野坂氏の作品を読むことで、戦時を実体験してきた人の「記憶」を共有できそうだと期待してるから、なのでしょう。読めば「あの時」どんな心持だったのか、リアルに体感することができるように思うのです。</p>
<p>　当時若かった人、子供だった人、親だった人、老いていた人…それぞれに今の自分を重ねてしまいます。つながりや近しさを感じるのです。開戦、軍国社会への変貌、空腹、貧困、出征、別離、空襲、被爆、終戦、戦後の安堵や混乱。そういった事柄がどんな記憶として人々に刻まれたか、ひたすら知りたくて、店主は野坂氏の作品を読みに読みます。</p>
<p>　正直に言うと、「戦時を知らなきゃ」という義務感第一で読んでいるわけではないのです。店主は常々「私ならその時どう生きただろ」と自問しているのです。当時の二十何歳の人と、今の店主が、時空が捻れでもして出会ったら、対等に話ができるかしら。<br />
　そうした日が来ないでもないから（笑）本の中で思う存分追体験し、頁の中で戦前戦中戦後を生きてみているのです。</p>
<p>（ああ、時空を捻らずとも、今なら当時の２０代の人と話もできるし握手もできますね。直接戦争体験をお聴きするのも、店主は非常に有意義に思っています。）</p>
<p>　戦後、自らの記憶をペンに託し、蜘蛛が糸を吐くように数々の傑作を繰り述べてきた野坂氏。小学生のとき 『火垂るの墓』に出会って以来、店主はその蜘蛛の巣から離れがたいのです。そんな野坂昭如氏の作品の中から、皆さんにお勧めしたい作を挙げて、へいわ屋の夏の課題の提出としましょう。</p>
<p>　　*　　*　　*</p>
<h3>『戦争童話集』　（野坂昭如：著　中公文庫）</h3>
<p>　野坂氏には異色の童話集です。非常に読みやすいので、子供さんも大人の方も味読していただきたい一冊です。「大人の世界」を知り尽くし、書き尽くしている野坂氏が、あえて （彼の特徴的な） 煩雑な表現をそぎ落とし、平明清澄に描いた短編集。けれども、だからこそ、胸に迫る感動がすごい。薄い一冊ですが、へいわ屋は何度も本を伏せてため息をついていました。</p>
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（Ｃ）へいわ屋　2006年8月記　（PeaceMedia2006年9-10月号掲載）
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		<title>『へいわ屋漫筆』第1回　鰻と練乳かき氷</title>
		<link>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0608.html</link>
		<comments>http://peacemedia.jp/heiwaya/heiwaya0608.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 27 Jul 2006 18:13:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[連載陣]]></category>
		<category><![CDATA[連載：へいわ屋]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://peacemedia.jp/?p=83</guid>
		<description><![CDATA[　蒸し暑さもたけなわ。京都の夏ですね。おとろえがちな食を補うため、店主は鰻を食べに行くことになりました。繁華街の老舗鰻屋さん。
　実は店主は今まで、その築八〇年位の建物の造作や風情を見物する事に重きをおき、肝心の鰻料理に関してあまり意識をしていませんでした。不遜な事に。しかし、今回久々に訪れ、めでたく「錦糸丼」を頂いてみたら…何という滋味でしょうか！大変結構に思われました。
　以前と今回、何が違うのでしょうか。
そう、思いあたることは、「現在の私は肉体労働をしている」 ということです。以前は体を動かす事の少ない業務に就いていましたが、今は立ち放し走り放しの立派な日雇い労働者です。疲れた体は、どうやら鰻の蛋白質、しょうゆの塩分等々を欲しがるらしいのです。世の中に濃い味付を好む人が多く、そうした商品が多い理由がよくわかりました。
　同じように、以前の私はかき氷にバニラアイスや練乳をかける人の気が知れぬと思っていました。かき氷の粋は「みぞれ」につきると思っていました。それが今では毎日食べたくなるのは「練乳あずき」に他なりません。これも労働により、ハイカロリーを欲しているのでしょう。
　読者の皆さん、「何を下品な、食べ物の話か」 と仰らないで下さい。私は自分の食欲の変化により、世の労働の苛酷さを思い知りました。現在の私を含め、「働き、食べ、眠る」 くりかえしだけの生活をしている人はいかに多いことでしょう。現在の私を含め、そういう生活を送っている人たちは、平和についてじっくり考えたり、具体的な行動をとる余裕が、悲しいくらいありません。
　それでも私を含めた彼らこそは、「平和に」「幸せに」暮していくべき者ではないでしょうか。というか、「平和に」「幸せに」暮らしたいのです、私は！
　そういう生活を送っている人たちをも包む、実感可能な平和の行動、発信、提案を行いたいと、ひとしきり考えていました。 夕立を聴きつつ。

（Ｃ）へいわ屋　2006年7月記　（PeaceMedia2006年8-9月号掲載）


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			<content:encoded><![CDATA[<p>　蒸し暑さもたけなわ。京都の夏ですね。おとろえがちな食を補うため、店主は鰻を食べに行くことになりました。繁華街の老舗鰻屋さん。<span id="more-83"></span><br />
　実は店主は今まで、その築八〇年位の建物の造作や風情を見物する事に重きをおき、肝心の鰻料理に関してあまり意識をしていませんでした。不遜な事に。しかし、今回久々に訪れ、めでたく「錦糸丼」を頂いてみたら…何という滋味でしょうか！大変結構に思われました。</p>
<p>　以前と今回、何が違うのでしょうか。<br />
そう、思いあたることは、「現在の私は肉体労働をしている」 ということです。以前は体を動かす事の少ない業務に就いていましたが、今は立ち放し走り放しの立派な日雇い労働者です。疲れた体は、どうやら鰻の蛋白質、しょうゆの塩分等々を欲しがるらしいのです。世の中に濃い味付を好む人が多く、そうした商品が多い理由がよくわかりました。</p>
<p>　同じように、以前の私はかき氷にバニラアイスや練乳をかける人の気が知れぬと思っていました。かき氷の粋は「みぞれ」につきると思っていました。それが今では毎日食べたくなるのは「練乳あずき」に他なりません。これも労働により、ハイカロリーを欲しているのでしょう。</p>
<p>　読者の皆さん、「何を下品な、食べ物の話か」 と仰らないで下さい。私は自分の食欲の変化により、世の労働の苛酷さを思い知りました。現在の私を含め、「働き、食べ、眠る」 くりかえしだけの生活をしている人はいかに多いことでしょう。現在の私を含め、そういう生活を送っている人たちは、平和についてじっくり考えたり、具体的な行動をとる余裕が、悲しいくらいありません。</p>
<p>　それでも私を含めた彼らこそは、「平和に」「幸せに」暮していくべき者ではないでしょうか。というか、「平和に」「幸せに」暮らしたいのです、私は！</p>
<p>　そういう生活を送っている人たちをも包む、実感可能な平和の行動、発信、提案を行いたいと、ひとしきり考えていました。 夕立を聴きつつ。</p>
<div class="pagebacknavi">
（Ｃ）へいわ屋　2006年7月記　（PeaceMedia2006年8-9月号掲載）
</div>
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